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「当たり前の事を当たり前にする」だけで高い評価を受ける、これは喜ばしいことなのか?

収益や収入を得る為には人に無い「価値」を持っている必要があるので、人から評価されたい、人に必要とされたいと思うのは普通のこと。
雇われている人でも、価値がないと思われれば、雇ってもらうことも出来ず、下手をしたら首を切られることにもなる。
個人事業主の人であれば、価値が無いと思われれば、仕事の依頼は来ないし、依頼を受けても途中で終わることにもなる。

収益や収入を得るための「価値」を持つために、知識やスキルを身に付けようとするのですが、実は知識やスキルは「価値」ではない。
「価値」とは人が持つ事の出来ない、自分にしか持てない「強み」で、その強みがお客様の弱みであった場合「価値」として対価が払われる。

勿論、知識やスキルが世の中になかった新しいものである場合は、自分しか持っていない「強み」なので「価値」になるが、時間の経過共に普及しその「価値」は無くなってくる。

例えば冷蔵庫、行動経済成長期に現れた画期的な製品、この時代、食べ物を腐らずい保存できる箱なんてなかったので、今では想像もできないほど高く評価されていた。しかし、経済が進歩し生活様式が変わるにつれて、冷蔵庫は「あって当たり前」時代になり、その「価値」は昔とは変わってきています。

では今の時代に評価される「価値」とは何なのか、これは私の経験則でしかありませんが「当たり前の事を当たり前にする」だけで今の時代は評価されます。
これは逆に言えば「当たり前の事を当たり前に出来ない」人が多いということです。
私の言う当たり前のこととは、

  • 自分から挨拶をする

  • 笑顔で接する

を初めて会った人でも、何度も会ったことがある人でも、昼であろうと夜であろうと、疲れていようが、忙しかろうが、いつでも・誰に対しても同じようにすることです。
そんな簡単なことと思う人もいるかもしれませんが、多くの人がこの当たり前が出来ないないのが今の時代です。

大事なことはこれを継続することです。
自分の気分や置かれている状況でやったり・やらなかったりすると評価は逆に悪くなります。
自分から挨拶をしたり、笑顔で接すること時代はさほど難しいことではありませんが、これをいつでも・誰に対しても常に同じようにするということは簡単なことではありません。
時には体調が悪い事もある、時には元気が無い時もある、そんな時でも同じようにすることがとても大切です。

人から評価をされるために知識やスキルを身に付けることも勿論、大切ですが、それだけでは一時的に利用されるだけで終わります。
安定した収益や収入を得るには、知識やスキルに加えて人間力を成長させることも大切だという事を、一人でも多くの人に伝わると嬉しいです。


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