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早くて10年、10年以上かかるのが一般的この10年に投資できるかどうかが、将来を左右すると思っています。

日本の経済が良くなる兆しは、一向に見えてきません。
経済対策もバラマキを繰り返すだけで、経済が良くなる対策が行われているようには思いません。

バブル崩壊まで日本経済は、諸外国と比較して良かった。
しかし、バブルが崩壊してから32年、売値は下がるのに対して仕入値は上がり、給与水準は何一つ変わらないのに増え続ける社会保険や税金、人口減少に伴う労働力不足と内需の縮小、このような環境下で中小企業や個人事業主がどのようにして事業を営んでいくのか。

外部環境分析で有名なPEST分析

  • Politics(政治的要因) 前提となるルールそのものの変化による影響

  • Economy(政治的要因) 利益に直結する価格連鎖に影響

  • Society(社会的要因) 売上の元となる生活者の需要に影響

  • Technology(技術的要因) 市場競争の成功要因を変える

日本の経済は政治的・経済的・社会的・技術的な外部環境の影響を大きく受けている、いや、本質的な事を言うと、これらの外部環境に気づかず対策をしていなかったと言うのが現状ではないでしょうか。

マクロ環境の影響は、大企業であろうと中小企業であろうと、個人事業主であろうと、ビジネスをする人すべてに大きな影響を与えます。

しかし、マクロ環境の根幹を小さな力で変えることはできません。
しかし、流れに身を任せ何もしないのも違います。
ならどうするべきなのか。
答えは簡単、関係ないと考えていたマクロ環境を自分事として捉え、自分達に必要な戦略を打ち出し、戦術を立て、実行していく、これしかありません。

そんな人財はいないと仰る方がほとんどです。そして、そんな人財は直ぐに育つわけではありません。
人や組織を育てることに携わり、育ててもらった私だからこそ言えることは、早い人で独り立ちできるまでに10年、普通は独り立ちするまでに10年以上の育成期間が必要です。

人財育成は、将来の会社や事業のための先行投資、すぐに結果がでるわけでも全て上手く行くわけでもありませんが、人が居なければ、どんなに良い商材や技術があっても、どんなに資金を持っていたとしても、何の役にも立たないのです。

ぬるま湯に浸かり続けるのか、それとも、起こっている環境に目を向け成長していくのかは個人の自由、私は、まだまだ続く厳しい経済環境を乗り換える一石になりたいと考えています。

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