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成長する人の共通点は「素直」なこと

成長するもしないも個人の自由、成長することが良いことでもないし、成長しないことが悪いことでもないと思っています。
今の自分に満足していない、今の自分を変えたい、目標を達成したいと思うなら成長する努力をしてみることです。

しかし残念ながら成長したいと思ってもすぐ成長できるわけではなく、成長したと評価されるまでには時間がかかります。
ビジネスで独り立ちをして仕事ができるようになるには、3年・5年という期間ではなく、早くて10年はかかります。
成長するスピードは人それぞれで、必ず10年で独り立ちできるかというとそうではなく、10年以上かかる人もいます。
10年という期間は「早くて」なので、普通でも10年以上はかかるということです。

その理由としてあるのが人の心理、成長の領域に入るまでには人の心理において様々な領域があり、その領域を超えて行き初めて成長の領域に入ることができます。

安心の領域(コンフォートゾーン)とは、人にとって居心地の良い領域のことで、気心知れた人と過ごすときに感じる安心感です。安心の領域にいるときは、肉体的にも精神的にもリラックスした状態にあります。

恐れの領域(ファイアゾーン)とは、人にとって居心地の悪い領域のことで、何か新しいことを始めるときに感じる不安や心配です。恐れの領域にいるときは、自信が持てず言い訳を探そうとします。

学びの領域(ラーニングゾーン)とは、恐れの領域を乗り越えたので新しい目標や課題に挑戦する勇気や自信を持ち、ワクワク感を感じます。新しい経験や知識、スキルを得ようと行動を起こします。

成長の領域(グロウスゾーン)とは、自分に制限をかけず新しいゴールや目標を自分で設定します。「何故、これが必要なのか」という答えを自ら見つけ自分の目的をしっかりと意識してアクションを起こします。

人が成長するには、学びの領域(ラーニングゾーン)に身を置くことです。
学びの領域は、これまでの経験や知識、スキルが通用しない領域で、新しいことを吸収し続ける領域です。
学びの領域に身を置き続けるには、背伸びをし過ぎてもダメですし、背伸びをしなさ過ぎてもダメ、自身の経験や知識、スキル、心理状態をしっかりと把握したうえで、挑戦することが大切です。

では、この4つの領域の中で抜け出すのが難しいのはどこでしょうか?

最も抜け出しにくいのは、一番最初の領域「安心の領域(コンフォートゾーン)」です。
当然と言えば当然のことで、誰しもストレスを感じない居心地の良いところで過ごしたいのが人間、一方で、ストレスを感じないということは、変化がない・新しいことがないということなので、物足りなさも感じます。

安心の領域を脱出するステップ

  1. 現状の自分の強みと弱みを見つける

  2. 自分のいる環境を知る

  3. 目標や目的を明確にする

  4. 現実と理想のギャップをを認識する

STEP4まで行けば目的や目標を達成するために「何をするべきか」が見つかり安心の領域を抜け、恐れの領域に入ります。
恐れの領域に入ってからは自分の弱さとの戦い、弱い自分に負けないよう、しっかりとゴールを見据え、地道に前に進んで行くのみです。

このブログを最後まで読み、まずはやってみようと素直に思われた方は、成長の一歩を踏み出したということです。
やるかやらないかはあなたしだい。

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