経営者に必要なたった２つのスキル、このスキルが無ければ諦めた方がいい

経営者に必要なスキルはたった２つ、それは「決断力と行動力」です。
この二つのスキルは、持って生まれた能力の影響を全く受けないスキルであり、誰にでも持つことができるスキルです。
このスキルを持てるかどうかは自分しだい、だからこそ、このスキルが無ければ経営者になることを諦めた方がいい。

今、日本だけでなく世界の経済環境はこれまでにないほど、早いスピードと頻度で変化しています。
時代は繰り返されると言われ、起こる変化も見え方は違えど本質は変わらなかったのがこれまでの変化、しかし、今、世界で起こっている経済環境の変化は、本質そのものが変化し再び元の状態に戻ることはできない変化です。

本質そのものが変わってしまうような変化が起きるこの時代「決断力と判断力」の無い経営をしている会社は、時代に取り残され淘汰されてしまいます。
決断と判断には考える力が必要で、覚える教育を進めてきた日本では考える力が極めて弱いとうのげ現状です。
子どもの頃は影響は少ないかもしれませんが、大人になり社会に出た時、この教育の違いが大きな差を生みます。

覚える教育とは「暗記型教育」

暗記型教育は、教科書に書かれている答えを覚え、覚えているかどうかをテストで確認をする、算数で例えるなら「1+1＝〇」は何でしょう、〇には何の数字が入るでしょうといった感じで、暗記型教育の目的は正解を導くことです。
暗記型教育の最大のメリットは、考えや意思を持たさず、従順に従わせることができる。

考える教育とは「思考型教育」

一方、思考型教育は、教科書を読みその内容についてディスカッション（議論）を行い、テストの内容もお題に対して自身の意見を書く、算数で例えるなら「〇+〇＝5」は何でしょう、〇には何の数字が入るでしょうといった感じで、思考型教育の目的は問題に取り組み考え続けることです。

暗記型教育は、答えを問われた時、教科書に書かれていることなら回答できますが、教科書に書かれていないことは回答できません。
一方、思考型教育は、答えを問われた時、問われていることの本質を考え、それに対して自分がどう考えているのか、どう思っているのかという回答をします。

ビジネスに正解はなく、また、ビジネスに教科書もありません。
目標や目的は自分（チーム）で持ち、自分（チーム）で情報を集め、自分（チーム）で戦略を組み、自分（チーム）でアクションを起こし続け、自分（チーム）が納得できる結果が出せるかどうかです。

・売上100億、利益率50％を上げる企業が素晴らしい企業だ
・従業員がやりがいを持って仕事に取り組める環境が作っている企業が素晴らしい企業だ
・多くの税金を納めている企業が素晴らしい企業だ
他者から評価される企業ではあるものの、このような企業が正解ではありません。
日本人は他者から評価される企業が正解と考えることが多く、こういった企業を目指す傾向にありますが、あくまでも企業としての一つの在り方です。
1,000万円の売上を上げることを目標にし、実際に1,000万円の売上を上げたのであれば、ビジネスとしては成功と言えるのではないでしょうか。

考える力が思いを叶える

受けてきた教育が違うなら仕方がないと思われるかもしれませんが、同じ教育を受けた人の中にも「決断力と判断力」という、経営者に必要なスキルを持っている方は沢山いらっしゃいます。
ではこの違いは何か、冒頭でもお伝えしましたが、このスキルを持つという決断を自身でするかどうかです。
「決断力と判断力」というスキルを持っている人は同時に、強く叶えたいと思うモノも持っており、叶えたいと強く思えば思うだけ「決断力と判断力」というスキルが磨かれていき思いは叶えられていきます。