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数と論理と仕事術

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32冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家の紡ぐ文章。 国内唯一のビジネス数学教育家でもある著者が、独自の世界観で言葉を並べていきます。
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記事一覧

「入社1年目に優しい人」の本性

これは入社1年目の皆さんに贈る記事です。 もしあなたのそばに「その人」がいたら、ぜひシェアしてあげてください。 矛盾することを言うようですが、一方でこの記事は入社1年目でないすべてのビジネスパーソンも読めるものになっています。これまでたくさん修羅場を潜ってきたひと。思うようにいかないことばかりで苦しいひと。描いた絵や夢が見事に叶ったひと。好きなことを、好きな人と、好きなときにできているひと。ビジネスの世界には、いろんな人がいます。私もその中のひとりです。同士として、ぜひお付

文章は、商品である。 〜定期購読マガジン 「数と論理と仕事術」プレミアム〜

ビジネス数学教育家・深沢真太郎です。 皆様に大切なお知らせです。 noteにて、定期購読マガジンを始めることになりました。 これまで私の活動をご支援くださった皆様。 研修やセミナーなど指導現場で出会った皆様。 何らか私に関わってくださった皆様。 今後はこちらでご一緒できればと思っています。 少しばかり、説明のお時間をくださいませ。 作家の文章は、商品である2024年の3月に私の作家としての集大成となる1冊が刊行されます。 「数学的」な仕事術大全 〜成果を出し続ける人

【無料公開】 「数学を人生に役立てることができていないすべての人」にこの記事を捧ぐ。

★この記事を読んでいただきたい人・かつて数学を学んだ理由が未だわからない人 ・いま(あるいはこれから)数学を学ぶことに理由が必要な人 ・ビジネススキルを磨き、仕事で成果を出したい人 ・これまでの自分の人生に納得していない人 ・豊かさを手にしたい人 ★ビジネス数学教育家・深沢真太郎(ふかさわしんたろう)BMコンサルティング株式会社代表取締役 一般社団法人日本ビジネス数学協会代表理事 明治大学客員研究員 プロフィールは公式WEBサイトで。 こんにちは。 私は国内において数

あなたはコーヒーカップとドーナツが同じに見えますか?

幾何学ではコーヒーカップとドーナツは同じものとみなします。 ある個体があり、その一部が「穴」になっている。「穴」以外はすべて実態があり、それはすべて接続された状態になっている。 数学の話です。興味ない方は申し訳ありません。しかし、これは「数学とは何か」を理解するためには極めて重要なことです。 あなたの目には、コーヒーカップとドーナツは違うものに見えていると思います。しかしこれを同じものとみなすのが数学です。つまり、現実世界と数学世界にはそれほどまでに大きな違いがあるとい

「汚い姿」の人に投資してはいけない

ある有名経営者の主催する起業塾。私はほんの少しだけ、講義の提供という形でご縁をいただいている。誠に光栄なことです。 件の有名経営者をXさんとします。Xさんはあるパーティでされた話が、なんだかとても印象に残った。シンプルなんだけど、ジワジワと。皆さんにもシェアいたします。 特に私は①が実に深いことを言っていると思っています。要するに整理整頓できていること。オフィスが雑然として汚い企業は、そこで働いている従業員に整理する思考がありません。コミュニケーションも整理されていません

私がもっとも尊敬する数学者とその理由

人が人を尊敬する理由など自由です。 ところで、あなたは誰かに尊敬されたことがあるでしょうか。 それって、本当? 残念ながら、どれも確信があるわけではないでしょう。 私自身も、誰かに尊敬されたことがあるかどうかなど、わかりません。 誰かに尊敬されたければ、何かを徹底的に続けることを推奨します。 なぜなら、私はそのような人物を尊敬の対象にしてきたからです。 「いいことを言う人」ではありません。 「素敵な人」でもありません。 「継続できた人」です。 私が尊敬する

教育者に向いている人、向いていない人

同じような人を量産する教育はすぐにやめた方がいい。 私はそう思います。 だとするなら、「平凡」な人が教育をしてはいけません。 角が立つ言い方ですから、誰も言いません。 しかし誰もが心の中で、思っていることです。 なぜなら、平凡な人が教育をすると、平凡な人しか育たないからです。 平凡な人しか産まない教育をしておいて、いざという場面では人に個性を求める。 それがこの国でいま起こっていることです。 たとえば就職活動。 みんな同じスーツ、同じ髪型、同じマニュアル。

二極化するビジネスパーソン

好きな表現ではないが、ビジネスパーソンはこれからインテリ層とライト層がはっきり分離する。なぜなら、誠に残念なことに国が荒み、人の心が荒み、誰かをバカにすることでしか自分を維持できない大人が増えるから。(すでにそうなっている) 豊かな知識があることを自慢したい人、いわゆる意識高い系の人、そんな人たちは放っておいても学ぶ。分厚いビジネス書を本棚に置いておくことに満足感を得る。そして「無知な人」に対してマウントを取りに行くことに情熱を燃やすことになる。 しかし学ばない人は徹底的

数学を破壊せよ。

久しぶりに「数学」について言語化しました。 数学は論理的思考能力を養う教科として認識されています。しかし現実の生活の中に照らし合わせてみれば、解が用意されている問いなどいったいいくつあるでしょう。ゴールが見えていない問いが多数あふれる世の中において、私たちが学校で学んだ数学をそのまま応用することは難しいと思います。 しかし既存の数学から一部を切り取ったり、一部を加工したり、一部を異なる解釈に変えてみたらどうでしょう。その問題には解があるかどうかわからない。そういう意味で私

うっせぇわ (代理で言っておきました)

教育従事者が減っているとか。 みんな教育は大事だと言うし、もっとこうすべきだと正論を語る。でも誰もその立場にはなろうとしない。誰かやってくれとばかりに。その理由は… 残念ながら「教育は儲からない」からである。 人間は教育というものを美しい心と理想論だけでは職業に選べない生き物です。そういう意味で、そのバランスをギリギリのところで取って頑張っている職業教育人には心から頭が下がる想い。私もそのひとりとして頑張っていきたい。 教育とは、いろんな意味で「余裕のある人」でないとで

「正解がない」を受け入れられないすべての人へ

7分程度の動画にしました。 ぜひご覧くださいませ。 これがすべてだと思います。 頑張りましょう。 私も正解のない世界で生きています。 頑張ります。 私のことについて 「ビジネス数学教育」を提唱する教育者です。もっと世の中にいい授業、いい研修、いい教育コンテンツが増えるといいですね。教育に関して似た価値観のある方、あるいは既に教育者である方、気軽にフォローや「♡」をいただければ嬉しいです。お互い頑張りましょう! ビジネス数学教育について

「第一人者」に文句を言う人たち

私が登壇するある講演のパンフレットです。「ビジネス数学教育の第一人者」と表記されています。 なぜ表記されているかというと、私が「第一人者」を公言してきたからです。しかしながら第一人者と公言することで、これまで特定の人たちから文句を言われることが多々ありました。 今回はそのことについて言語化をしてみることにします。独り言です。誤解ないようお願いしたいのは、私は決して「文句を言われてきたこと」について文句を言おうとしているのではないということです。伝わる人には伝わるけれど、伝

「ポケットに手を入れて話す人」とは絶対に付き合わない。なぜなら…

独り言です。 仕事柄(?)、これまでたくさんの「著名人」や「成功者」(正確には世の中からそう認識されている人)の姿を見てきました。そして彼らはその立場上、公の場でマイクを持ってスピーチをしたりすることがあります。 実はそんな場面において、私はある1点を必ず確認するようにしています。それは、「ポケットに手を入れて話していないかどうか」です。 片手をポケットに突っ込んで話す人がいます。もしよかったらあなたもこれからよ〜く観察してみてください。いわゆる成功者と呼ばれる人ほど、

研修講師とは何をする仕事か

独り言です。 ビジネスパーソンの育成やスキルアップを目的にした研修やセミナーというものの内容は、そもそも実態に沿ったものになっていません。異論のある方もいるでしょうが、私はそのような前提に立って仕事をしています。 学者の作った理論。コンサルタントが作ったフレームワーク。素晴らしく尊いものです。しかし多くのビジネスパーソンの実態に合ったものにはなっていないのが現実です。 だから講師は理論やフレームワークを教示するだけでは「仕事」をしたことにはなりません。現実の世界で戦っ