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【余談】インデックス投資信託を約1年積み立てていった結果

今年の1月に下記の記事を紹介しましたが、今回は投信積立を大幅に増やしてから約1年が経ったので、その結果を共有してみようと思い記事を投稿してみることにしました。同じように積立投資をしていっている方の参考になりましたら幸いです。


1 投資方針

上記の記事の要約のようなものになりますが、どんな方針で投資をしているのかという点をまずは前提として説明したいと思います。

(1)投資の原資について

【軍資金=収入-支出】
会社員ですので収入のほとんどが給与になります。たまに印税(※1)が入ることもありますが、微々たるものですのであまり影響ありません。そのため、毎月の手取りの給与から支出を引いた差分を投資の原資に回しています。
なお、楽天証券を主として利用しており、同証券口座では「マネーサポート」という毎月の収入と支出を要約してくれるサービスがついていますので、金額はこちらを利用して出しています。

【ポイント投資】
楽天ポイント等のポイントも投資に回しています。
楽天証券では、楽天通常ポイントで投資信託が購入できます。積立を楽天カードでやる(上限は月5万円)と1%がポイントで返ってきますので、その分の500ポイントとクレジットカードや楽天のサービスを使って付与された楽天ポイントを併せてポイントで月初に投信を買っています。
また、今年からau株コム証券でpontaポイント投資ができるようになりましたので、こちらも楽天ポイント同様に月初にポイントで投信を購入しています。

(2)投資の対象について

投資対象はインデックスファンドになります。
理由は①長期積立を想定しているため投機性の高い商品(FXや仮想通貨等)は避けていることと②本業のスキルを磨くことに時間を回したく投資を勉強して適切な個別株を探すことに時間を使いたくないことになります。

何を指標とするファンドに投資しているかのポートフォリオはおおよそ下記のようになります( ※2)。
● 株式:債券:不動産(REIT):コモディティ (金)=65:25:16:4

またどのファンドを購入しているかについてですが、現状では、コストが低いことやトラッキングエラーも小さいことからemaxis slimシリーズを中心に購入し、同シリーズにコモディティはないため加えてSMTゴールドインデックス・オープンを積立購入しています。

2 投資結果について

楽天証券を開設して毎月の投資額を大幅に増やし始めた(余剰の大半を貯金ではなく投資に回すことにした)昨年9月から約1年が経ちました。
この1年の結果は、全体として投資額に対して約9%の増となっており、内容的には、株式が順調、債券・不動産は堅調、金は低調(微減)という状況です。
これは非常に良い結果ですが、コロナの影響で世界中の政府がお金をマーケットに流した結果、現金の価値が下がったという影響が大きいです。
現状ではすでにテーパリングをいつ・どうするかが議論されていたり、中国内の経済規制が急激に強化されていることを考慮するとこのペースは長くは続かないとみています。しかしながら、投資方針を変えようとは思っておらず引き続き俗に言うほったらかし投資で積立を続けていくつもりです。
むしろ注意しなければならないのは、景気の変動に動揺して大量の売却をしてしまう等であると考えています。それをやってしまうと、何のために長期的にかつ世界的に見れば経済は成長を続ける見通しでインデックスファンドに分散投資し、ハイリスクな金融商品は手を出さないようにしているのかということになってしまいますので。

以上、私の投資方針とこの1年の結果について書いてみました。何か参考になる点がありましたら嬉しいです。また、皆様がどのような方針でどのようなポートフォリオで何に投資しているか等も聞けますと嬉しいです。

※1 下記の書籍の一部を執筆させていただきました。

※2 元々は株式50%くらいにしようと思っていたのですが未来の経済を予想する総研や行政の資料を拝見していたらほとんどで世界全体では2050年までGDPが増え続けるという予想をしていたので、全世界株式をターゲットとしたファンドの割合を増やしました。

【備考】
電子書籍書いたりもしております。Kindle Unlimited会員の方でしたら無料で読めますので、興味のある方はぜひお目通しください。


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