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美容院の新しいビジネスプランを考える

男性は大体、一ヶ月に一回は美容院もしくは床屋に行く。女性は一般的には恐らく、三ヶ月に一回とかだと思う。

美容院って、一時間〜二時間くらいその人を拘束させて、美容師と会話したり、雑誌読んだり、ぼーっとしたりしてる。

その時間を何か有効なものにして新しいビジネスを生むことはできないのかと思っているが、本当にここのマーケットをカモにしてビジネスをされている業者が多い気がするので、どうしたら美容師が儲かるのかを目的に考えてみる。

広告媒体として美容師

「美容師=オシャレでかっこいい」というのは今も昔も変わっていないことだと思う。美容師が自分へのインフルエンサーになってることもあると思う(美容師にレコメンドされた商品やモノを調べたことはあるはず)。

そして、よく美容室でやられてることとして、ファッションのワンポイントを全員で合わせることをされている。

例えば、みんなが白シャツを来ていたり、みんながメガネをしていたりetc

これは素敵な取り組みだなぁって思ってるが、ここは広告媒体として広告主を入れることでビジネスが生まれるのでは?と思っています。

例えば、5月一杯は、美容師がそれぞれLevi'sを自分なりにアレンジしてコーディネートする。そして、雑誌も全てLevi's関連が載ってる雑誌を配布。もちろんポスターなどもLevi's一色に。

おしゃれでかっこいい着こなしをされたLevi's側も嬉しいし、恐らく、一般的な美容室は月に1000人くらいは来店されるだろうから、その人達にリーチしてSNSでアップでもしてもらえたらかなり効果的なプロモーションになると思う。 
更に、どのコーディネートが良かったかなどアンケートや投票をして、優秀者には広告主から賞金が出たりするのもいいだろう。

美容室まるごとジャック広告。これは普通にありそうだ。

スペース活用としての美容室

街を歩いていると、おしゃれだなぁって思う外観のお店は、大体が美容室だ。そして、大体が好立地に立てられている。

美容室のお休みは一般的に火曜日が多い。その休みの日は「スペースマーケット」や「インスタベース」などを活用して、場所を貸してしまったらいいのでは?と思う。

もちろん、既にやってるところは多いと思うが、現在、スペースのre活用はとてもお金になるし、ニーズも高まっている。

おしゃれな美容室でイベント、おしゃれな美容室でヨガなど色々とニーズはアリそうな気がする。

スタイリングのみのプラン

僕は正直、美容師の上手さはある一定のレベル以上はほとんど変わらないと思っている。最終的にどこで決まるかは、スタイリングの上手さに関わってくると思う。

つまり、仕上がりがOKであれば、誰も何も問題は言わないはず。ただ、問題は次の日の朝、昨日やってもらったようにスタイリングしようと思っても、殆どの場合、同じようにできない。

なんなら、髪の毛失敗したんじゃないの?って思うときすらある。

では、何が大事かっていうと、結局、スタイリングの仕方。僕の感覚的には髪の毛の切り方はある程度のルールがあるのかなと。ただし、スタイリングの仕方はセンスがかなり大事な気がする。

なので、朝イチに行ってスタイリングだけやってくれる月額会員とかあればニーズはあるのではないだろうか。

もしくは、スタイリングのやり方の動画販売など。

どんな髪型でもスタイリングでかっこよくできる!みたいな美容師が現れたら、製薬会社と一緒にその人をアドバイザーとしてのワックスは販売できそう。

これは、洗髪でも言えるかな。洗髪がめちゃくちゃ上手い人はそれに特化できちゃう。って話。

出版社との独占契約

いわゆる、普通の居酒屋は特定のビール会社と契約をして、その会社のビールしか提供しない代わりに安く仕入れさせてもらっていたり、その他メリットを提供されていたりしている。

恐らく、美容室は日本で一番、雑誌を消費されているところだと思う。上記の居酒屋とビールの関係のように、雑誌が売れなくなっているこの時代に独占的に自社の雑誌を置いてくれるところと契約することで、お金的なメリットを作れるのでは?

雑誌の購入単価は下がり、契約料として年間で数百万をもらい。ってことができると思うし、僕が出版社だったら、大手の美容室をこのやり方で抑えていく。価値、効果は高いと思う。

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