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本の新しいビジネスプランを考える

これは、本当に10年くらいまえに思いついてたもの。

キングコングの西野さんが同じようなことを思いついて実際に動かれて、サービスロンチまでやられていて、まさにアイデアは意味ないなぁって実感したこと。

ただ、少し考え方が違っていたり、新しいことも考えたので。

10年前くらい、TSUTAYAの古本屋に100円の本が並んでて思ったこと。

「なんで本は価値が下っていくんだろう。上がっていく本があってもいいんじゃないのかな」

スマート読書という考え方

当時、スマートなんちゃらが流行っていたから、スマート読書がくる。とあらゆるところで話していたのが懐かしい。

”どういう本なら定価よりも高い金額で買うかな”と考えていた。

スマホが一般化して、ソーシャルメディアが出て意識高い人がセミナーや勉強会にお金を払って参加するようになっていた。

孫社長やホリエモンが読んだ本で彼らが大事なところだと思って、線を引いていたり、メモを書いている本があれば定価よりも価値のある本となり購入したいと考えた。

もちろん、リアルな本でも可能だが、ビジネスとしてスケールさせるのならば、電子書籍でなければならない。

今の本や出版社の課題は、中古で売られている本はいくら売られようが、著作権料が入らない仕組みになっている。これでは、メルカリなどのリユースが当たり前になっている今の世の中では本を書きたいと思わなくなるレベルだと思う。

これに対して、中古だけど、価値が上がり、上がって販売されてもキチンと著者に印税が入る仕組みを用意できたら最高だと思う。

仕組みは以下のようなイメージ。

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①著者が企画を出版社に持ち込む
②出版社が製本や電子書籍化をする(この本=A)
③その電子書籍をホリエモンが買って(¥1,500)メモしたりラインを引いたりする(A+)
④その電子書籍(A+)をホリエモンのフォロワーが+¥500の¥2,000で購入する
⑤その¥500はホリエモンも出版社も著者も印税が入る仕組み
⑥更に、そのホリエモンの本(A+)を孫社長が購入して孫社長がメモしてラインを引く(A++)
⑦このA++を孫社長のフォロワーが¥2,500で購入する
⑧この¥500も各自で按分できる仕組み

こんな仕組みを当時考えていた。今でもだが、著作権の仕組みや印税の仕組みは分かっていないが、メモする人のメリット、それを買う人のメリット、出版社、著者のメリットがあるから良いモデルなのでは?と思ってる。

希少価値をあげるという考え方を本に

また、本の金額を上げるという意味では、本の流通を制限することで、プレミア感がついて本の価値を上げられることができるのではないかなって思ってる。

当然、リスクはあるが、硬貨や金と同様に本は歴史を示すもので、そのような施策をあえて実施してみるのも実験としては面白そう。

副音声を聞きながら本を読むというスタイルを

本を音声化して本を聴くというのはアメリカなどでは一般化してきており、日本でも少しづつではあるがマーケットができつつある。

ただ、本をそのまま読んでるだけだと面白くはない気がする。

では、この本を書いた人がなぜ、こういうことを思ったのか、もしくは、そのシーンに合わせた音楽や音が流れながら本を読むというのは面白そう。

本を生業にしてる人はやはり、読んでもらいたいと思ってるはず。聴覚も使って読むことで臨場感や新しい体験を作れるのではと思った。

また、上記で書いたアイデアでもあるが、この本を読んだ著名人が解説をしてくれる音声がついた電子書籍があってもお金を更に払っても読みたくなる理由になるだろう。

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