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スーツのパンツを直す上で重要なポイントを紹介!

こんばんは、JKです。

少し投稿をさぼってしまったので、今日は連日投稿しようと思います!

しかし、一日中家にいるとほんと気が滅入りますね…何よりおしゃれをして外に出ることができないのが一番ストレスです…。早く世の中が落ち着いておしゃれをしたい!!

では早速今回は、スーツを着こなす際に非常に重要なポイントをご紹介したいと思います。

【多くの人が見落とすパンツのポイントとは?】

スーツを購入する際に、必ず発生することがあります。

それは・・・お直しです。

既製品のスーツは大抵アンフィニッシュドと呼ばれる仕様になっており、スーツの袖やパンツの裾は直すことを前提に作られています。なので、ジャケットの袖にはボタンが付いていませんし、パンツの裾もめちゃくちゃ長いですよね。

ですので、スーツを選んだ後には、必ず「ジャケットの袖はどうゆう仕様にしますか?」「パンツの裾はどうしますか?」と聞かれます。また、これはオーダースーツを作る際も同様です。

僕は、そうゆう場合の仕様を全て決めていましたので、「ニンニクどうしますか?」というコールに対して「ヤサイからめニンニクで」と呪文を唱えんばかりに、

ジャケットであれば、

「本切羽の重ねで」

※本切羽とは・・・ジャケット袖の飾りボタン部分を開け閉めできる仕様。元々は、オーダーメイドスーツに見られるディテール
※重ねとは・・・飾りボタンを重ねること

パンツであれば、

「4.5センチのダブル、ノークッションで」

※4.5センチ・・・ダブルの折り返し幅
※ダブル・・・パンツの裾を折り返す仕様
※ノークッション・・・パンツ丈のバランス。くるぶしが完全に隠れるかギリギリ位の丈感。

と0.1秒で答えていました。

「4.5センチのダブル、ノークッションで」

はい、今日のポイントは以下の2点です。

①ズボンの裾仕様
②ズボンの丈感

①ズボンの裾仕様

皆さんスーツの裾を「シングルにしますか?それともダブルにしますか?」と聞かれて困ったことはありませんでしょうか?僕も社会人になる前に始めてスーツを買いに行った際には、「はて、どっちがいいんだろう…?」と分からずに、一瞬戸惑ってしまった経験があります。

正直、シングルとダブルのどちらが正解か明確な答えはありません。
じゃあイケてるスーツの着こなし的にはどちらがおススメかといいますと、

スーツの裾は圧倒的に「ダブル」がおすすめです。
なぜか・・・

ダブルの方が裾が重くなるため、パンツのラインがきれいに見えるから

僕の持っているパンツはスーツは勿論、普段の私服もほぼ100%ダブル仕上げです。

パンツのラインは、全体のシルエットを美しく見せることにおいて非常に重要なポイントなのですが、シングル仕上げですとどうしても軽くなってしまう為、ヒラヒラしてしまいきれいなパンツラインが出にくくなってしまいます。
一方ダブル仕上げにすると、生地が折り返されますのでその分裾に重さが出ます。よって、パンツが足元に向かってきれいにストンっと落ちるシルエットを作る事ができます。

「ストンっと落ちるシルエット」

これが非常に重要なんです。

ジャケットがびしっと決まっていても、下半身のシルエットがだらしないと全体的に締まって見えずなんかダラっとした印象になります。
だかが裾の仕様一つですが、これが「シングルかダブルか」で全体のシルエットに大きな影響を与えますので、ぜひ今後スーツを購入される場合には、店員さんから「ズボンの裾どうしますか?」と聞かれたら、

「ダブルの4.5センチで」

と0.1秒でリプライしましょう。
※ちなみに、ダブル幅4.5センチは一般的な既製品のパンツ幅が17cm~18.5の場合に一番きれいなバランスになります。

②ズボンの丈感に関して

一般的に、パンツの丈に関しては以下の4種類のパターンがあります。

・ツークッション
・ワンクッション
・ハーフクッション
・ノークッション

上から下がるにつれて丈感は短くなります。

ノークッション

こんなイメージです。
※ツークッションはイメージが全く見当たりませんでした笑

ちなみに、見た目がスマートな順番は

・ノークッション
・ハーフクッション
・ワンクッション
・ツークッション

です。(ツークッションだと、もはやおっさん感が半端ない…)

①で申し上げたように、パンツにおいて一番重要なことは、
「ストンっと落ちているシルエット」なので、勿論お勧めの丈感は勿論
ノークッションになります。
※あくまでダブル仕様にしている場合を想定

ハーフクッション以降は、文字通り足元にクッションを作りますのでどうしても最後にクシャっとした裾の溜まりができてしまいます。これが非常に野暮ったく見えてしまう原因に…。

しかしながら短ければ短い程言い訳ではありませんので、くれぐれもくるぶしが見えるような丈はやめましょう。

あくまで、スタンディングの状態でくるぶしがギリギリ隠れる状態の丈感がベストなんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。これまでパンツの直しをどうすればいいか分からない方もたくさんいらっしゃったかと思いますので、

「ダブルの4.5センチ、ノークッションで」

これを合言葉にしていただければ間違いないバランスになります、ぜひお試しください!



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