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【企業研究】就職四季報の年収ランキングトップ100を確認

今回は就職四季報に載っている年収が高い企業100位を確認し、それぞれがどのような会社か簡単に特徴を記載していくよ!

就活生は、会社のことを有名企業しか知らないし、しかも名前しか知らないからさ!笑

こういうランキングを見ても、興味の湧いた名前しか検索しないし、結局は合説などで説明をたまたま受けた会社に突撃してしまう。

それじゃ自分で自分の可能性を潰してると俺は思う。日本という国は世界3位の経済大国で、大企業の数もめちゃくちゃ多い。

売上高1兆円を超えている企業も沢山あるけど、これって本当に凄いことだよ。海外の新興国なら、1番大きい会社でも売上高3,000億円とかザラだからさ。

そんなわけで、恵まれた選択肢を持つ日本の就活生は、自己分析なんてやってないで企業研究をしよう。企業研究をしていく中で、自分に合った会社が何となく見えてくるし、それこそが良質な自己分析になるよ!

というわけで、今回はこの企業たち。

是非ともコピーして、自分のExcelやスプレッドシートに貼って、自分だけの企業研究を進めていくことをオススメするよ!

1位 キーエンス (電機・電気機器) 2,182 万円 (36.1 歳)
2位 ヒューリック (不動産) 総1,803 万円 (39.5 歳)
3位 伊藤忠商事(商社・卸売業) 1,580 万円 (42.0 歳)
4位 三菱商事 (商社・卸売業) 1,559 万円 (42.6 歳)
5位 住友商事 (商社・卸売業) 総1,556 万円 (43.1 歳)
6位 三井物産 (商社・卸売業) 1,549 万円 (42.1 歳)
7位 丸紅 (商社・卸売業) 1,469 万円 (42.3 歳)
8位 ファナック (機械) 総1,457 万円 (40.3 歳)
9位 東京エレクトロン (電子部品・機器) 総1,413 万円 (44.0 歳)
10位 ディスコ (電子部品・機器) 総1,383 万円 (38.1 歳)
11位 JFE商事 (商社・卸売業) 総1,368 万円 (40.4 歳)
12位 住友不動産 (不動産) 総1,361 万円 (43.2 歳)
13位 東京建物 (不動産) 総1,352 万円 (41.9 歳)
14位 三井不動産 (不動産) 1,274 万円 (40.4 歳)
15位 三菱地所 (不動産) 1,264 万円 (40.5 歳)
16位 長瀬産業 (商社・卸売業) 総1,234 万円 (41.5 歳)
17位 野村総合研究所 (シンクタンク) 総1,232 万円 (40.6 歳)
18位 日本経済新聞社 (新聞) 1,220 万円 (45.3 歳)
19位 日鉄興和不動産 (不動産) 総1,205 万円 (44.9 歳)
20位 伊藤忠丸紅鉄鋼 (商社・卸売業) 1,177 万円 (40.6 歳)
21位 野村不動産 (不動産) 総1,170 万円 (40.2 歳)
22位 日本製鉄 (鉄鋼) 総1,165 万円 (38.5 歳)
23位 中外製薬 (医薬品) 総1,156 万円 (43.4 歳)
24位 サントリーホールディングス (食品・水産) 総1,140 万円 (43.1 歳)
25位 鹿島 (建設) 1,128 万円 (44.1 歳)
26位 日本郵船 (海運・造船) 総1,124 万円 (39.8 歳)
27位 日本オラクル (システム・ソフト) 総1,121 万円 (43.3 歳)
28位 JFEスチール (鉄鋼) 総1,118 万円 (40.9 歳)
29位 朝日新聞社 (新聞) 総1,113 万円 (46.9 歳)
30位 商船三井 (海運・造船) 総1,113 万円 (39.4 歳)
31位 三菱総合研究所 (シンクタンク) 総1,111 万円 (42.6 歳)
32位 第一三共 (医薬品) 総1,095 万円 (44.8 歳)
33位 東洋経済新報社 (出版) 総1,092 万円 (42.5 歳)
34位 野村証券 (証券) 総1,090 万円 (42.3 歳)
35位 神鋼商事 (商社・卸売業) 総1,087 万円 (39.4 歳)
36位 みずほ証券 (証券) 総1,087 万円 (41.1 歳)
37位 ソニーグループ (電機・事務機器) 総1,085 万円 (46.2 歳)
38位 川崎汽船 (海運・空運) 総1,080 万円 (38.9 歳)
39位 AGC (ガラス・土石) 総1,077 万円 (43.5 歳)
40位 オリックス (信販・カード・リース他) 総1,076 万円 (43.6 歳)
41位 アステラス製薬 (医薬品) 総1,064 万円 (42.0 歳)
42位 JFEエンジニアリング (建設) 総1,059 万円 (44.5 歳)
43位 森ビル (不動産) 総1,059 万円 (43.0 歳)
44位 電通国際サービス (システム・ソフト) 1,057 万円 (41.0 歳)
45位 大成建設 (建築) 1,048 万円 (42.9 歳)
46位 WOWOW (メディア・映像・音楽) 総1,047 万円 (44.5 歳)
47位 味の素 (食品・水産) 1,047 万円 (44.4 歳)
48位 みずほリース (電源・ガード・ス他) 総1,045 万円 (43.5 歳)
49位 アストモスエネルギー (電子・ガス) 総1,040 万円 (42.0 歳)
50位 双日 (商社・卸売業) 1,038 万円 (41.8 歳)
51位 日本取引所グループ (証券) 総1,034 万円 (43.8 歳)
51位 サンケイビル (不動産) 総1,034 万円 (42.0 歳)
53位 大気社 (建設) 1,033 万円 (42.7 歳)
54位 サントリ-食品インターナショナル (食品・水産) 総1,030 万円 (42.0 歳)
55位 阪和興業 (商社・卸売業) 総1,027 万円 (37.8 歳)
55位 NIPPO (建設) 総1,027 万円 (42.7 歳)
57位 稲畑産業 (商社・卸売) 総1,026 万円 (42.4 歳)
58位 住友化学 (化学) 総1,025 万円 (41.2 歳)
58位 大林組 (建設) 総1,025 万円 (42.6 歳)
60位 日鉄物産 (商社・卸売業) 総1,023 万円 (44.5 歳)
61位 岡谷鋼機 (商社・卸売業) 総1,019 万円 (39.1 歳)
61位 アドバンテスト(電子部品・機器) 総1,019 万円 (46.1 歳)
63位 住友金属鉱山 (鉱業) 総1,015 万円 (42.3 歳)
64位 建設技術研究所 (コンサルティング) 総1,013 万円 (40.6 歳)
65位 第一実業 (商社・卸売業) 総1,012 万円 (40.7 歳)
65位 デンカ (化学) 総1,012 万円 (40.8 歳)
67位 JX金属 (非鉄) 総1,009 万円 (40.3 歳)
68位 三井化学 (化学) 総1,006 万円 (42.3 歳)
69位 アジレント・テクノロジー (電機・事務機器) 999 万円 (44.3 歳)
70位 三井金属 (非鉄) 総993 万円 (42.1 歳)
70位 NTT都市開発 (不動産) 993 万円 (40.5 歳)
72位 昭和電工 (化学) 総992 万円 (40.9 歳)
73位 日鉄エンジニアリング (建設) 総991 万円 (42.4 歳)
74位 竹中工務店 (建設) 990 万円 (44.1 歳)
75位 任天堂 (ゲーム) 988 万円 (39.8 歳)
76位 SMBC日興証券 (証券) 総987 万円 (41.4 歳)
77位 キリンホールディングス (食品・水産) 980 万円 (38.1 歳)
78位 前田建設工業 (建設) 総979 万円 (43.2 歳)
79位 伊藤忠エネクス (商社・卸売業) 総978 万円 (41.6 歳)
79位 清水建設 (建設) 総978 万円 (44.4 歳)
81位 東亜建設工業 (建設) 総972 万円 (45.3 歳)
82位 三菱ガス化学 (化学) 総970 万円 (40.8 歳)
83位 日本紙パルプ商事 (商社・卸売業) 総967 万円 (44.5 歳)
84位 ファーストリテイリング (その他/小売業) 963 万円 (36.8 歳)
85位 前田道路 (建設) 総962 万円 (40.8 歳)
85位 ダイダン (建設) 総962 万円 (41.9 歳)
87位 日油 (化学) 総960 万円 (43.4 歳)
87位 千代田化工建設 (建設) 総960 万円 (41.5 歳)
89位 オービック (システム·ソフト) 総959 万円 (36.2 歳)
90位 ガゴメ (食品・水産) 総958 万円 (40.7 歳)
90位 新日本空調 (建設) 総958 万円 (44.2 歳)
92位 奥村組 (建設) 総957 万円 (42.5 歳)
93位 ルネサスエレクトロニクス (電子部品・機器) 総956 万円 (47.6 歳)
93位 日東電工 (電子部品・機器) 総956 万円 (40.5 歳)
93位 日産化学 (化学) 総956 万円 (40.2 歳)
96位 日本電信電話 (通信サービス) 総952 万円 (41.8 歳)
97位 CBC (商社・卸売業) 951 万円 (44.2 歳)
98位 日揮ホールディングス (建設) 総948 万円 (42.8 歳)
99位 小野建設工業 (医薬品) 947 万円 (43.0 歳)
100位 戸田建設 (建設) 総946 万円 (44.6 歳)


注意すべきポイント①「平均年齢」

ここで就活生が注意すべきポイントですが、まずは平均年齢だね。

これはあくまでも俺のイメージですが、平均年齢には以下のような傾向があるように思うよ!

・38歳以下:ベンチャー系で若い会社。または離職率が高い会社。
・39歳:大手企業なら世代交代が成功しており(リストラが上手いか実力が付いた後に転職する人が多い)、若い会社ならベンチャー系。体育会気質がある。
・40歳:同上。ただし、39歳の会社よりもブラック企業体質の確率が下がる。優良企業で、業績も良い会社はこの付近が多い。
・41歳:優良企業、ホワイト企業はこの付近に多い。
・42歳:一般的な日本の大手企業。
・43歳:一般的な日本の大手企業。どの部署も少し年齢構成高め。
・44歳:一般的な日本の大手企業。ただし、社員の高齢化が顕著でリストラも下手。業績にも黄色信号が掛かりやすい。
・45歳:一般的な日本の大手企業。ただし、どの部署もアラフィフだらけで若手が馴染みにくい職場が多い。温厚で平和な部署なら良いが、癖の強い中高年が多い職場だと若手は一瞬で辞める。
・46歳以上:もはや若手は希少価値が高く、残っていれば出世も出来るし、丁重に扱われる。ただし、周りのレベルが高くなく、古い考え方をしている人も多いので、スキルの取得は自分でやらないと茹でガエルになるので注意。

例えば上位50位だと、10位の半導体製造装置メーカーのディスコは平均年齢が38.1歳だよね。

これは、異常過ぎるレベルのコロナ対策をし過ぎた結果、かなりの社員が離職してしまった。家族まで行動制限掛かるとね・・・。それで平均年齢が下がっているよ!

25位の鹿島はスーパーゼネコンだけど、平均年齢44.1歳は高いよね。でもゼネコンだとこんなもんかなぁって感じ。黒塗りの社用車も多いし、社員は中高年ばっかり。古い体質なのは業界的に言わずもがなだし、若手は苦労があると思うなー!

でも中小企業に行くよりは絶対に良いけどね!!

26位の日本郵船と29位の商船三井、38位の川崎汽船は海運大手なのに平均年齢が低い。

これはね、海運は総合職社員がめちゃくちゃ少なくて狭き門だから、人数的に平均年齢はそこまで高くならない。それと、海上職っていう職種もあって、これは当然55歳のおっちゃんがバリバリやるような職種ではない。

それもあって平均年齢が40歳を下回っているんじゃないかな!

29位朝日新聞社は46.9歳。給料は高いけど、うーん。。。。


注意すべきポイント②「業界動向」

続いて注意すべきなのは業界だ。

このランキングを見ると、何となくこんな特徴があるように思う。

・総合商社以外の商社も給料が高い
・半導体製造装置メーカーは給料が高い
・建設の給料が高い

トレンドのIT企業だとかコンサルだとかはさ、入ってないよね?

これはもちろん、外資系企業は入っていないし、非上場企業も入ってないからということだから注意してね!

んで、近年ではエネルギーと資源の価格が高騰してて、しかも極端な円安。

これだとね、資源とかを輸入している商社は儲かるんだよね。だから総合商社以外の商社がランクインしている。資源のない輸入大国である日本ならではの順位だ。

でも、原発と再エネがもっと増えたら、一定エネルギー輸入をしている商社の儲けは減るし、10年後にはめちゃくちゃ円高になってるかもしれない。

円高になると海運大手も利益が下がるから、今この順位は良くても、就活生のみんなが働き盛りで給料が増える10年後にはランク落ちしている会社がわんさか出てくるかもってことを念頭に置いてほしい。

建設もね、今はちょうどインフラの更新時期だし、建設需要も高いからね。この先は分からないよ!

「平均年収が高い会社」ランキング全国トップ500(東洋経済オンライン)

ここで、東洋経済オンラインの平均年収が高い会社の全国ランキングトップ500も確認しておこう。

こんだけあるとさ、よく分からないでしょ?

最初の50位に入れるか入れないかとかでしか良し悪しを判断できない人も毎年続出するけど、普通に400番台にもホワイトな大手企業が普通に乱立してるからね。

しかもここで出てくる年収って有価証券報告書に記載の数字を採用しているけど、就職四季報と比較してごらん。全然違う会社も結構あるから。

そのカラクリとしては、総合職以外も混じってたりするという点なんだけど、まあ普通に就活生がそんなこと分かるわけないもんね。

特にメーカーだと総合職が少ないので、単純に人件費を人数割すると、かなり少なく見えることもあるからね。

俺の会社の人事の同期は、「就職四季報のアンケートはありのままを出してた」って言ってたから、これも有価証券報告書と同様に信頼できる数字と見ても良いと思うよ。会社に不都合なデータは「NA」「ND」にしてあるからさ!

だって、キーエンスや総合商社が年収が高すぎて採用が面倒になるから「NA」にする?そんなわけないでしょ!そういうことだよ!

まあ細かいことは気にせず、まずはなるべく多くの会社を知って、どんな業界なのかを何となく掴んでみよう!

この記事がそのきっかけになってくれることを切に願ってるよ!!

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