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乗合バスの運転士を目指す理由

昨今、路線バスの運転士不足が叫ばれています。「給料が低い」、「拘束時間が長い」、「ストレスが多い」など路線バスの乗務員に対し、悪い印象を抱えている人やそういったことを知る機会が増えた方も多いと思います。

そこで実際にこれから働こうとしている身として、皆さんにこのnoteでお伝えしていこうと思います。(こんな社会問題になっている業界にわざわざ入ろうとしている人間のお話です)

※この記事は昨年11月に執筆したものです。運転士を目指すに当たり公開を悩んでいましたが、乗合バスの運転士に興味を持つ方が少しでも増えたらなと思い当時のまま載せています。

バスが無いと成り立たないエリアで育ってみて

私の地元は都内でありつつも鉄道の空白地帯。路線バスが無ければ生活は極めてしずらい地域でした。とは言いつつも私自身は地下鉄の駅まで数分のところです。

ただ、近くの行政出張所や通学していた小・中学校は駅から30-40分のところで、起伏に富んだ地域である為に若い人でも少し住みにくい所ではあります。ですが、ここ数十年で新興住宅地が相次いで完成したことや都心部に比べ家賃が安いということもあり人口が増加傾向にあります。

そういった背景もあり路線バスは今もなお、よく利用され私としても使う機会がおおくありました。

路線バスの運転士を目指す理由

そんな地元に住んでいた私ですが、大学を卒業し就職を機に離れることになりました。
勤務先は実家から40-50分で行ける新宿のため、無理に実家を出る必要も無かったのですが親と不仲になっていたということもあり、郊外へ引越しすることにしました。それが2年前の話です。

社会人2年目を迎えたある日、地元でよく利用していたバスが運転士不足を理由に10分に1本から15-20分に1本程度に減便されることになりました。加えて終バスも1時間程度早まることに。

そのことに強い衝撃を受けました。その路線はその会社にとってドル箱路線であり、他の路線バスとは少し離れた単独路線で地域の中心的な存在だったのです。

私は元々不動産業(営業)に従事していたのですが、将来的には地元で役に立つ仕事をしたいと思っていたのでいつか(10年後とか)は路線バスの運転士をやりたいと思っていました。が、それでは遅いかもしれないと思い運転士を目指すようになりました。

その半年後、免許の無い私は運転士の養成制度を利用して入社しました。

今私は教習所を卒業し研修を受けている最中です。すこしタイムラグがある状態で随時記事を更新できればと思います。

さいごに

これからは、この先バスの運転士を目指そうとする人、業界に興味を抱いて気になった人に向けて、実際に異業種(社会人二年目)から運転士になろうとする一人の人間のお話をここに載せれればと思っています。

私はまだ働いてないのですが、今日のバス業界についてリアルなお話(マイナスだけでなくプラスのお話も)を出来ればと思います。

(こうしたお話は多くの先輩乗務員の方がネット上で話をされてますが、私なりの目線、異業種、20代前半の目線からお伝え出来ないかなと考えています。)

未熟者ですので、もしよろしければ先輩方からのお話やコメントも頂ければ幸いです。

よろしくお願いします。

2021年 11月

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