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選択と後悔

 今、読んでいる本の一節に、こんな言葉がありました。


『ある選択を決断したときには、何かと後悔がつきまとう。

重要なのは、

後悔する未来の自分が、少しでも納得できる選択をすることだ』



あるデータによると、

・人は1日に約2万回も選択をしている

とのこと。

2万回も?とそんなにしていないでしょ!?と思いませんか?


ただ、ちょっと考えてみると、

・今日は何の服を着ようか?

・お茶かコーヒーかどっちにしよう?

・起きようか、もう少し寝ようか?

なるほど。選択しまくりの日々です(笑)


 選択に後悔はつきもの。


 先の例でいえば、

「コーヒーが好きだから選んだけど、おにぎりには

やっぱりお茶だった!(笑)」という些細な後悔から、

「あの時、こうすれば、最期に間に合ったのに。。。」

という、重大な後悔まで、私も多くの後悔を経験してきました。


 現役のがん患者。がんサバイバーの経験から話すと、

「何で1年間も便潜血を放っておいたんだ!

あの時すぐに処置していたら、根治できたかも知れないのに!」

と、悔やんでも悔やみきれない経験もしています。



 後悔はするもの。

私は、失敗と同じく「後悔から学ぶこと、気づくことは多い」

と経験しています。


 なので、後悔はしても良いと考えています。

大切なのは、

・そこから、得たことを、次の選択にどう活かすか?

かなと。


 同じシチュエーションになることは、

少ないかも知れません。


 それでも、後悔から得た貴重な経験。

これを活かさない手はないです。


 でも、具体的にどのように活かすか?は、

その時になってみないと分かりません。

もっと言えば、

過去の選択から得た経験を忘れることもあります(汗)



 では、どうするか?

私は、

・選択した先の未来の自分が楽しそうか?

これを意識しています。


治療やリハビリ、手術。

これから先も、根治不可のがんサバイバーとして、

いろいろな選択に迫られると思います。


 日常生活においても、多くの選択の機会をもらえます。


 そんな時、「この選択は、自分にとって楽しそうか?」と、

いったん考えてみる。

 そこに少しでも楽しそうな自分が想像できたら良いなと。

 何より、「楽しそうかどうか?」と認識することで、

その後の考動も、「楽しく♬楽しく♪」を意識できる。

これが、とっても重要だと思います。



 これからのみなさんの選択においても、

「楽しそうかどうか」をエッセンスとして加えてみませんか?


 趣味や娯楽なら、この考えは無意識にでもできますが、

お仕事や作業、あるいは治療においては、

今まで、あまり考えていないのではないでしょうか?


 ぜひ、試してみてください。

 その時、「実際に行動しなくても、考えるだけでもOK!」

と、ハードルを下げてくださいね。

まずはイメージトレーニングから、気楽に始めましょ♬

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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