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BMR日本株研究所

BMR日本株研究所をよりライトにお求めやすく提供します。 日本株の投資家に役立つ、マーケットや個別銘柄について解説します。
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2024年7月の記事一覧

2023年の特徴的なIPO銘柄の解説:KOKUSAI ELECTRIC、GENDA、ispace

今回は2023年の特徴的なIPO(株式新規公開)銘柄を紹介します。時価総額規模、成長性、話題性などの観点から条件に3つの銘柄をピックアップしました。 1.KOKUSAI ELECTRIC(6525)東証プライム 時価総額9,085億円 上場日 23年10月25日 KOKUSAI ELECTRIC <6525> は半導体の製造装置メーカーです。

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テンバガー候補の高収益銘柄の解説:インテグラル、INFORICH、ROBOT PAYMENT

今回は中長期の保有で株価10倍(テンバガー)の可能性がありそうな高成長株を選別したいと思います。 過去のテンバガー銘柄ではオーナー企業、上場から5年以内、ROE(自己資本利益率)が20%以上などの条件があてはまる銘柄が多かったもようです。 そこで上記の条件に適合する銘柄の中から有望そうな銘柄をピックアップしました。

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岸田首相発言で注目の小型株 前澤工業(東ス:6489)

今回題材にするのは前澤工業(東ス:6489)です。 「まえざわこうぎょう」と読みます。 国、地方公共団体の上・下水道および農業用水・河川関係の各種処理施設並びに、これらに関連した単体機器および装置の設計・製作・据付を一貫して行っている上下水道用機器・水処理装置専業メーカーです。 出典:事業内容|企業情報|前澤工業株式会社 東証スタンダード市場に上場し、時価総額は約330億円です。 大型株を投資対象としている筆者にとって、そのルールにのっとれば投資対象外の銘柄ですが、

6月の新高値銘柄:物流、百貨店銘柄など

6月の日経平均株価は続伸し前月比で1095円高の39,583円となりました。 欧米や国内の金利上昇を受け、日経平均株価は上値の重いレンジ相場が続いていました。 しかし、海外勢による買いや円安進行が好感され、再び上昇相場が再開し、7月に入り日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに史上最高値を更新する強い相場展開となりました。 一方、個別銘柄ではこの間にも様々な銘柄が高値を更新しています。具体的には、どのような銘柄でしょうか? 新高値の銘柄を取り上げながら、そ

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買収、株主還元が強化されそうな時価総額100億円以下の小型株 Part2

東証が企業の資本コストや株価への意識を高める中、株主や機関投資家の圧力が増しています。 この流れに乗り、割安株の水準訂正やMBOなど、株主価値向上に向けた動きが活発化しています。 一方で、小型株に関しては調査や資金面での課題もありますが、株主還元や買収の対象として注目され始めています。 本記事では、そんな中で気になるネットキャッシュが高く、買収の可能性が高い割安小型株をピックアップしてみました。 似た条件でのスクリーニングは2回目となります。 参照: htt

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SBGの株価が急上昇している理由を考察する

今回は、筆者の希望でソフトバンクG(東プ:9984)をテーマにしました。この記事ではSBGと略します。 先に申し上げておくと筆者はホルダーではありません。 20年ぐらい前に100株だけ持っていたことがありますが、当時からボラティリティの高さが筆者の性には合わなかったように思います。 当時は意識していていなかったと思いますが、当時から意識せず現在の筆者のポリシーである「リターンもリスクもインデックス未満」な運用だったのかもしれません。 さて、SBGは改めて申し上げる必

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過去に損切りしたRIZAPグループ(札ア)を改めて買うか?

noteでははじめまして、になると思います。 おせちーずと申します。 BMRさまには2023年から寄稿させていただいていました。こちらでもお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今回RIZAPグループ(札ア)をテーマにした理由はシンプルで、以前からBMRさまから執筆をお願いされていた案件だったのです。 それにもかかわらず、今回書くことにした理由が2つあります。 1.筆者があまり興味を持てない企業だった。 2.2024年6月に第三者割当増資を実施して

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