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脳はいかに治癒をもたらすかを読んで

 SNSつながりで、紹介された「脳はいかに治癒をもたらすか」というタイトルの書籍を読んでみました。(実際はパーキンソン病に関する部分しか読んでいませんが、それでも医学系の専門用語も多くて結構時間がかかりました。)
 ペッパーさんという、パーキンソン病当事者の方の、生い立ちから、病気がわかって治療、症状改善についての活動など、とても詳しく書かれていて、自分も参考してみようと思わせてくれる内容でした。
 さらに、筆者がペッパーさんの活動内容や日常意識していることに対し医学系の論文を紹介しつつ、なぜこのような活動が、もっと広まらないのか、なぜ、薬に症状改善のすべてをかける人が、多いのかと疑問を投げかけていてとても興味深かったです。
 自分自身、主治医から積極的に運動を実践して、極力毎日外出するように、診察のたびに言われるので、とてもうなずける内容が多かった。
 特に、ペッパーさんが、運動療法を始めたころの話では、弱ってしまった筋力を再生するために、少しづつ負荷を増やしていく方法で、状態を改善していった部分では、病気になる前はもっとできたのにという、心情がある中で、着実に筋力の回復、運動機能の改善を達成していくその努力には、尊敬しかありません。 
 日本とは、大きく環境は違うので、同じことはできないかもしれませんが、自分自身見習いたいと強く感じました。
 ぜひ、この(脳はいかに治癒をもたらすか)多くの人に読んでもらいたいと思います。
 ありがとうございました。

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