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通ってきた道と通る道

自分は、来年60歳になります。
今は独身ですが、妻や子供もいました。
そのような中で、子供の将来のこととかについて
現場で雑談をしていた時、仲間から「○○さんが十て来た道だし、とやかく言っても結局、進みたいほうに行くんじゃないの」と言われて。
正直、当時はピンと来なかった。あれからもう20年以上たって、家族と離れ、パーキンソン病になって、いろいろ活動したりして、やっとわかりかけてきた気がしてます。
落語の「寿限無」に「生まるる(うまれる)は死ぬる始め」という1文があるのですが、人間はじめ生物は、誕生、成長、拡大、減少、減速、そして消滅を繰り返してる。
先に生まれたものとして、後からついてくる者に自分の経験や知識を伝ていく義務があって、後から来た者が、受け入れようが受けまいが、何らかの形で残し、後世に残していくべきなのかとおぼろげに感じています。
自分は文才があるわけでもなく、力もありませんが、何か残すことができるのか、ほんの少しだけ考えています。




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