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上級者向けではない ─2023/08/14~16

2泊3日で沖縄県・宮古島に行ってきた。


宮古空港にて

人生で2度めの沖縄上陸。初めては17歳、高校生の頃に行った修学旅行だ。

高校生のときは沖縄本島に行ったのだが、今回の連れはあえて宮古島をチョイスした。行ったことがない土地のほうがいいだろう、という考え。
結局のところ本島に比べると観光スポットや食事する場所など、圧倒的に娯楽が少ないので、ひたすら海に入るか景色を眺めるくらいしかなかったのだけれど。



島の最東端に位置する東平安名崎の「平安名崎灯台」に登った。


上から見た景色

めちゃデカい岩石がゴロゴロと。ちょっと登ってみたかったけれど、昔こういうところに登って落ちて骨折した経験があるので(あと普通に大人だから)やめておいた。またやったら怖いし。

東京からほど近い千葉の内房だと、海が見えても対岸に陸が見えてしまう場所が多いので、四方を海に囲まれた沖縄だからこそ「海岸線だけ」を楽しむという経験ができて、かなり印象に残った。


主要な国道が島の南半分くらいをにぐるっと敷かれていて、だいたいそこを通って移動するのだけれど、その沿線はちゃんと栄えていた。マックもあったし、不思議なことに天下一品もあった。でもいちばん驚いたのが、ドン・キホーテが、それも宮古空港のかなり近くに出店していたことだ。旅行者にとってこれほど心強い店はないだろう。東北あたりの国道沿いとほぼ同じ風景を沖縄の離島で見られるとは思わなんだ。


日没の30分前くらいにムスヌン浜というところまで車で行って、日が沈む瞬間を見た。


ほぼ沈みかけ

浜には高台から入って行くのだけど、高台を降りたところに小ぢんまりとしたビーチがあって、そこで水着姿のギャル2人組が”映え写真”を撮っているのを見た。確かに、ここで撮ったら背景が全て海でなおかつ人が映り込む心配もないし、まさに地元の人ぞ知る写真スポットだな。




「宮古島は沖縄方面に行き慣れている人が最終的に行きつくところであって、人生で数度しか沖縄に行ったことがないヤツが行く場所ではない」と思っていたのだけれど、これは少し語弊というか考えが誤っていた。

「初心者でもいちおう満足はできるが、マリンスポーツや海系のレジャーが大好きな人が積極的に来る場所」だと思う。沖縄に行ったことがない人が行く場所として適切ではない感じ。
今回はレンタカーを借りられたのでいろいろ便利だったけど、車がないと行動がままならないと思う。島自体、車を所持していることが前提にある作りをしている。それに比べると本島はいちおう公共交通機関もあるし(那覇周辺で過ごすのであれば)徒歩でもある程度まかなえる感じはする。

ただそれでも宮古島が沖縄上級者向けのエンドコンテンツか否かと聞かれるとそこまで大仰な場所ではない。
ドンキのように個人商店ではないお店もちゃんとあるし、レストランもあればイオンタウン(ショッピングモール)もちゃんとあるので、何かほしいものがあればいくらでも現地調達が可能なところも宮古島のハードルを下げている。

ただ正直なところ、向こう十数年は再び行くことがないだろうなーと思ってしまった。マリンスポーツをやるわけでもなければ釣りが好きなわけでもないので。だったらそれ以外にもやることがあって「ザ・沖縄」みたいに観光スポットがたくさんある本島を選ぶ。




宮古空港

帰りはめちゃくちゃ天気が荒れ模様で離陸が30分くらい遅れました。搭乗した直後くらいから凄い大粒の雨が振り始めて雲(霧?)も出始めちゃったからしょうがない。無理やり飛ばれて墜落しても怖いからね。




(了)

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