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生き意地穢き人生 〜双子の生活32〜

2024年2月9日

困ったことが起こっている。
兄・PNRAがnoteを開設したことにより、書くネタが被り始めたのだ。

ついさっき公開されたPNRAの記事。
ナポリタンの話をしようとしたら先回りされてしまった。
このレシピより美味いナポリタン作ってnoteに書いてやるから覚悟しておけ。



閑話休題

中学生ぐらいから25歳ぐらいまで、ずっと『30歳で死ぬのが理想だ』と思っていた。

二点誤解を解かねばならない。
ひとつは俺は決して自殺志願者ではなく、単に身体の衰えを実感するのがとてつもなく嫌で、30歳ぐらいで何かしら回避できない理由で死ねたら幸せだろうな……という考えからだ。
もうひとつは思っていたではなく、今年32歳を迎える今でも尚、『思っている』というのが正確な気持ちだ。

実際の俺の人生は、20代で小さい波乱が幾度か起こりつつも、特に生死に関わることなく。
気が付けば31歳である。オーバーランしてしまった。

理想的な死に時を見ないフリして通り過ぎた。
俺って意外と生き意地汚いんだな……と、30過ぎたその時に気付いたのである。

それ自体は別に構わない。俺が死んだら悲しむ人間も少なからず居るだろうし(居て欲しいけど多分死んで欲しいと思っている人の方が多い)、まだ人生でやり残したことはたくさんある。結婚して子供に恵まれて息子とキャッチボールしたいし娘に「パパの下着は同じ洗濯機に入れないで」と言われたい。

しかしだ。
30を超えてしまったが故に、それを実感するよりは死んだ方がマシだと思い続けてきた『身体の衰え』が始まってしまったのだ。


もう一度ご覧下さい
ここに全てが載ってます

坐骨神経痛。
最近俺の身体を何度も襲っている嫌な神経痛だ。
どうにも原因の大半は椎間板ヘルニア(文豪風に言うと脊椎カリエス)にあるらしく、昔から背骨が歪んでいることやデスクワークをずっと続けていることからも恐らくそうなんだろう。
大抵の痛みというものは波がある。
でもこいつ、ほぼ波がない。
尻の付け根から太ももにかけて、延々延々ずーーっとじんわり同じ痛みが続くのだ。3日間ぐらい。

男子高校生「うぃーっすw(肩パン)」

こういうじゃれ合いみたいな肩パンは1回だけなら大して痛くもないしギャグで済むだろう。
それがもし3日間同じ箇所ずっと肩パンされてたらどうなると思う?すげえストレスが溜まるのだ。

医者に行ってもよっぽど重症じゃない限り薬を渡され「タバコは控えましょう」と言われて終わりらしい。タバコを控える気はないのでドラッグストアで薬を買った。またナイチンゲールに怒られる。

(ナイチンゲールに怒られる過去記事)

椎間板ヘルニア、腰痛、肩こり、空気嚥下症、性機能低下、頻尿、抜け毛……挙げればキリがない。

今後の人生、常に今この瞬間が若さのピークであり続ける。一体それにどれだけ抗えるだろうか。いつまで中年双子は無茶できるのだろうか。


それでもこの日作った海鮮中華炒めは、これまでのオリジナル自炊中華で一番の出来だった。
身体の衰えは仕方ない。
今出来ることを今後も伸ばしていきたいですね。

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