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夜の写本師

kindleを購入し出会って、ものすごくハマった作品。。。

写本師という題名でもう買いでしたが

この作品、この世界には魔法が存在し、魔道士がいます
それも希少な存在でも、尊い存在でもなくちょっと珍しい職業って感じで市井に生きている。

魔道士になれる人は自分の中に暗い想い(闇)を抱えて

その闇を認識しながら闇と上手く付き合っていかなければならない

この市井に生きているっていうのが面白いと感じました。

その街の生活の中に溶け込んでいる感じ、街や村、都市

地域や場所によって、誰でもが知っていたり、噂程度で囁かれていたり

そんな魔道士が生きる世界

この作品の面白いところは

歴史が綴られているところなのかなと

題名の『夜の写本師』の時代、そこではもちろん主人公が主人公ですが

当然異なる時代や別の地域ではその場所での戦いがあり

そこでの物語があり

そこでの様々な人の人生が語られている

シリーズを読んでいると歴史の中での繋がりが見えてきます

人と人との繋がり

街の名前

地域の名前

魔法の系統
創始した人、継いでいく人、時代が降って広く一般的になっていく様


そんな歴史、物語が見れるそれがたまらなく楽しい。。。
いつまでも読んでいたくなる作品です

しかも、読み終わった後に感じるのは
未来への希望というか

どこまでも広がっていくような
平原の丘の上に立って青い空を見上げて、風が吹き抜けていくような
分かりづらくてすみません
けれど読んでいただくとわかっていただけるのではないかと。。。

そんな気持ち、イメージが沸いてくる終わり方
これがまた続きを読みたくなるし、勇気や希望をもらえる作品なんだと思います。

内容に全然触れていないので次回は内容を書きたいと思います。

オーリエラントの魔道士 シリーズ
乾石智子 著
おすすめです!

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