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エヴァ観てきたよ。

26年間の私の人生を描いた映画だった。

評価はいろいろあると思います。

1995年から始まり、26年目の2021年で終劇。
四半世紀の時間を使った大作です。

15歳だった私は41歳。

若さの勢いで行動していた時期。
自分のせいで親友を死なせた時期。
何も出来なくなってしまった時期。
自我と社会との狭間で苦悩した時期。
働くとは何か、会社とは何か、人生とは何か、問答する時期
人を愛することを知る時期。
結婚し他人と生活を共有する時期。
父親の立場の時期。
他人との理解が出来ず拒絶し別れた時期。
母親の立場で子育ての時期。
子を失い、生きがいを失い、人生の絶望の時期。
災害で混乱の中、自身を奮い立たせ被災者に希望を与える事が出来た時期。
信じていた仲間に裏切られ悲しみにくれる時期。
信じたい仲間と新たな挑戦で前に進めるようになった時期。
自身の生きている意味を見つける事が出来た時期。
生きる未来を考える事が出来るようになった今。

この全てがエヴァの映画に含まれていて、気づけば涙が流れていました。

人によって捉え方は違います。

26年の時間。複数の終わり。リアルとフィクション。芸術的で人間的な世界観。死と生。人生と未来。

人によって、立ち位置によって、観方によって変わる映画と思います。
なので、私はおすすめはしません。

エヴァンゲリオン制作に関わった皆さん、そして庵野監督、本当にありがとうございました。

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