体重が増減する仕組み③

記録ダイエットで体重が85キロ→72キロに。

皆さんは、3日前に口にした食べ物、飲み物を、全て覚えていますか?

前回、基礎代謝と運動による総消費カロリーと、その日摂った食べ物、飲み物の総摂取カロリーのバランスが、体重の増減に直接的に影響する為、自分の普段の生活での総消費カロリーを把握する事が、体重コントロールの第一歩である事を述べた。

体重を減らすには二つのアプローチがある。
1.総摂取カロリーを減らす
2.総消費カロリーを増やす

どちらも大事なアプローチで、特に健康的に体重を減らしたい場合は、両方のアプローチを組み合わせる事が大切だ。

だが、総消費カロリーを増やす事は、総摂取カロリーを減らす事に比べ、物理的、時間的により困難である。

5キロランニングしても、スタバのホニャララフラペチーノ一杯分程度のカロリーしか消費しないからだ。

従って、体重を減らすメインのアプローチは、摂るカロリーを如何にコントロールするかがまずは重要になる。

そこで、最初の質問、3日前に口にしたものを、全て覚えていますか?

覚えていたら凄いが、殆どの人は全ては答えられないと思う。忘れてしまったクッキーも、オフィスで飲んだカフェラテも、居酒屋でほうばった唐揚げも、あなたの身体は忘れてはくれない。

私の場合、毎日口にしたものを全てnoomというアプリで記録して、総摂取カロリーをコントロールしている。平日に必要なカロリーが2,000kcalなので、減らしたい時は、一日の総摂取カロリーを1,700〜1,800におさめる事を意識している。

記録ダイエットの効用は、
・摂取カロリーを正しく把握できる
・記録する事でカロリーを摂る事に意識が向く
・食べ物、飲み物のカロリー知識が身につく
事により、自然に摂取カロリーを意識してコントロールする、行動変容が起こる事に尽きる。

体重を減らした後の一年半で、3キロくらいの幅で体重が増減しているが、記録を疎かにすると、体重が増える、という明らかな相関関係がある。

記録すれば何を食べても良い、と言うわけでは勿論ないが、少なくとも私には、記録をせずに体重を減らす事はかなり難しい。

次回は記録するコツについて書きます。


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