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52週Something New week35_コーチングその後

コーチングを勉強しはじめて、一区切りついたので振り返りも兼ねて。

コーチ資格


一通り座学と実践を修了したので、認定試験を受け、銀座コーチスクールの認定試験を取得しました。

資格試験は18歳の時に取った運転免許依頼でしたが、筆記と実技があり、特に実技はかなり緊張しました。

あらかじめ抑えるべきポイントは開示されているものの、実技を実施するコーチングの内容は直前までわからず、課題は本当にひとそれぞれなので、認定資格を取る経験を通じで 、コーチングの奥深さを改めて認識すると共に、自分がより良いコミュニケーションができる様になる改善ポイントもハッキリして、大変良い経験でした。

仕事柄問題解決に飛びつきがちなクセがあるので、解決策は相手の中にあり、それをみつけるお手伝いをする、というコーチングは繰り返しになりますが、私に取って新しいチャレンジだと感じています。

実践


家族や何人かの友人に協力頂き、早速コーチングの実践をはじめています。先日これがコーチングの効果か、と思う事がありました。本件はとある友人向けのコーチングの記録です。
注)ご本人に許可を頂いた上で内容を差支えのない範囲で記載しています。

3ヶ月6回のコーチングで、最初に課題を設定して将来のなりたい姿を設定し、3ヶ月かけてそらに向けて進んでいきます。

なりたい姿も、それに向けて実際に起こすアクションも、基本的に相手の中にあるものを引き出す形で設定し、お互いの約束としてはフォローしていきます。

2週間後の次のセッションまで、いつ、どこで、誰に、何を、どうやってするのか、というところまで決めて、次回を迎えます。

さて、ところが、なかなか上手く前にはすすみません。自分で決めた事なのでやる気になる、というのがセオリーなのですが、今回は設定したアクションが適切でなかったか、コーチ側からの誘導や押し付けがあったのか、あるいは目指すべき姿の方向性が別にあるのか。

コーチ側のポイントを振り返るとともに、アクションがなされなかった事も経験として、相手に質問をする事で、お互いの認識を再度すり合わせていきます。

その後、回を重ねて、少しずつアクションが増えてきているものの、なかなか取り決めた通りには進まないことも多く、私は内心このままで大丈夫か不安になってきていました。

しかし、5回目のセッションで、大きく状況が変わりました。まるで今までとは別人のように、現状を認識し、これまでやろうとして2か月間中々すすまなかったことも含めて、一気に前に進んだのです。

何が変わったのか聴いてみると、帰ってきた答えは、「いままでいかにやっていなかったに気が付いた」でした。
そして気付いたことでやってみた、やってみたことで変化が出たそこが変わったきっかけだと。

これはとても重要なことだな、と感じました。
コーチングがは自分の仮名にある答えを自分で納得して自分で進んでいくのをお手伝いするプロセスです。先に進むためにはまず自分の現状を知る、というのはとても大切な事なのです。

個々からは私の仮説ですが、今回は最初の数週間、自分で決めたアクションを取れなかったことに対して、色々と想われることがあったのだと思います。人は誰でも自分が可愛いもので、人から言われたことや決められたことを、いや更には自分で決めたことさえやらなくても、なにかと外部に理由を付けて「仕方がなかった」と思いたいものだと思います。

今回は、最初の数週間を通じて、仕方がなくない、という所まで自分を見つめなおす機会につながったのかな、と思います。

ひとは気が付いていないこと、或いは意識していないこと、避けていることは後回しにしがちです。気が付き、意識が変わり、行動が変わる、というのが一般的な行動変容のプロセスだとすると、やはり自己認識、自己認知がその最初の第一歩なのだと改めて思いました。

感想

コーチングは相手の鏡になること、という風に感じていますが、少しそのような役に立てたという嬉しさと、まさにやってみて、出来て、もっとやりたくなるという事を自分でも感じました。コーチングは相手の歩みを支援するだけでなく、自分の成長にも同時に繋がるのだな、ということを体験し、もっとやってみたいと思いました。ありがとうございました。

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