沖縄で貴重な新鮮お魚料理!「海畑食堂てぃあんだ」の週末限定定食ランチ@沖縄県うるま市
本当にあるのかな?と不安になりながら、Googleマップを頼りに「海畑食堂てぃあんだ」までたどり着いた。
金土日オープンで、顔馴染みの地元民にも好かれている様子で、ちょこちょこ店を訪れる人がいた。
魚料理がメインで、バター焼きや煮付け、海鮮丼などバリエーションは結構豊か。
1番人気にするか、オススメにするか、ぐるぐると考えながら「おばぁ直伝 マース煮」を選んだ。
マースは沖縄で塩のことを指し、「1番シンプルで魚の味がよくわかります、ツゥな人は結構好きよ」と教えてもらったからだ。シンプルだからこそ、魚の臭みなく作るのは難しいのではないだろうか。
オープンキッチンでは、手際よく数人で仕事を分担しながら、どんどんとオーダーをさばいていた。
マース煮の魚は丸ごと1匹、想像の2倍の大きさのものが運ばれてきた。すぐそこの漁港で獲れた「アーガイ」という魚のようで、もはやお盆にのりきらずお皿が傾いている。
白身は肉厚でふっくらしており、カレイのようなタイのような淡白な味わい。マース煮のおかげで、その味わいがよくわかる。脂っこくなく、ポソポソではなく、塩味が濃いわけではなく、白身の旨みが詰まっていた。
煮汁だけ飲んでも、酒と塩だけで煮ていますという感じで、塩スープとしてもとてもおいしくいただけた。
付け合わせのもずくは太くてシャキシャキ、もずく酢もツンとした酸味なく食べやすい。
お刺身はしこしこで、噛むほどに旨みが引き出される。
肉と油が多い沖縄料理だけど、魚欲を満たしてくれる貴重なお店だ。
店員さんも優しく話しかけてくれて朗らかで、沖縄訪問の際はまた訪れたい。
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ごちそうさまでした。
これでおいしいものを食べます🍴 ありがとうございます!