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ラーメンよりも、イケメンよりも、私はつけ麺。

ラーメン、つけ麺、僕イケメン。
この3つが目の前にあって、「どれか一つだけ選んでいいよ」と言われたら、私は迷わずつけ麺に手を伸ばすだろう。

ラーメンよりも、イケメンよりも、つけ麺。
もちもちとした歯ごたえのある太麺を、好みの量だけスープに浸して食べる。
太い麺を見ただけで、細い麺の10倍はテンションがあがる。

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中華そば「うゑず」の味玉つけ麺

一口目。
何もつけずにそのまま食べて、麺の味を堪能する。

二口目。
ひとすくいした麺を全部スープの中に入れてひたし、ちょっとしょっぱくして食べる。それで濃いスープを味わう。

三口目からは、
麺の一部だけを浸して、ほどよい味バランスを模索していく。

たまにチャーシュー、たまにメンマ、たまに卵で新たな風を吹かせながら。

猫舌で食べるのが遅い私は、ラーメンだと食べ終わる頃には麺が伸びきっている。
太麺のラーメンなら……とは思うけれど、それでもつけ麺には勝てない。

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食ぶんや志村苑のつけ麺

つけ麺の元祖は、1955年に「大勝軒」の山岸一雄が考案したと言われている。元々はまかないでざるそばのように食べていたものを、お客さんが見つけて食べたがり、試しに出してみたらそれが好評。「特製もりそば」という名前でメニュー化したようだ。
山岸さん、隠さずに分けてくれてありがとう、ありがとう。

冷ます必要なく、安心して食べ始められるつけ麺。
味に変化をつけながら食べられるつけ麺。
そして、次はどのくらいの濃さにして食べようかな……と考える楽しみを与えてくれるつけ麺。

安心でワクワクさせてくれるつけ麺は、ラーメンよりも、イケメンよりも、私の中では優位に立っているのである。
山岸さんのように、気前のいいイケメンだったら、ちょっと心は揺さぶられるかもしれないけれど。

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縁者のつけ麺

これでおいしいものを食べます🍴 ありがとうございます!