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大人気せとかを栽培する、長友みかん農園での収穫体験記。地元民おすすめの宮崎グルメも堪能!

宮崎県宮崎市清武町にある「長友みかん農園」で、せとかの収穫体験をしてきました。柑橘好きにとって、せとかだらけの風景はまるで楽園。

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園主の長友亨治さんは元々営業のサラリーマンでしたが、2017年に農家を継ぎ、せとかの栽培に勤しんでいます。

農園併設の直売所は、開店前から並ぶ人がいるほど大人気。個数制限をして、できるだけ多くの人の手に渡るようにしていました。

3月は、ひたすらに収穫・選果して、ネット注文をさばいて……という超繁忙期。
そんな時に猫の手程度の手伝い人として、5日間滞在して収穫をさせていただきました。

1日の流れ

9:00〜12:00 収穫
12:00〜13:00 お昼休憩
13:00〜17:00 収穫

大まかにはこんな感じの流れです。収穫は肩からバックをかけ、いっぱいになったらコンテナに移す・・・をひたすら繰り返します。

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ハウスの中なので、晴れた日はじめじめと暑くて大変でした。ハウスとはいえ、どしゃぶりの雨が降った日には土がぐじょぐじょになり、足をとられ、労力は2倍に。

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いっぱいになったコンテナは、ハウスの入り口まで運びます。運搬車はありますが、これがなかなか重くて! ひっくり返さないように運ぶのに、慣れるまで時間がかかりました。

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そしてなんといっても、せとかはトゲがすごい。収穫中はぶすぶすせとか注射を刺されます。たまに、自爆しちゃてる子もいて悲しい気分に……。

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服はずたずたになり、手も傷だらけ。5日間収穫した後の手袋は、ボロボロになりました。笑

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さすがにずーっと収穫は辛いですが、午前と午後には途中休憩があります。直売所に来る方からの、差し入れのパンやお菓子がたくさん。他のバイトさんたちと、賑やかに楽しいひと時を過ごしました。

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せとかについて

痛いのに我慢できるのは、やっぱりおいしいからですね。せとかは「柑橘の女王」とも呼ばれており、果肉はトロトロで甘く、口の中から果汁が溢れそうなくらいジューシーです。

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外皮も薄くて手で簡単に剥けますし、剥いたときの香りがこれまた良い。「清見」×「アンコール」×「マーコット」のかけ合わせ品種で、爪を皮に入れた瞬間、アンコールの独特な香りが漂います。ちょっとクセがあるのでこの香りが嫌いという人もいますが、私は大好き。

食べた後もしばらく、香りで余韻に浸れます

宮崎のおいしいもの

滞在中は、長友ご夫妻のご好意で宮崎ならではのおいしいものをたくさん食べさせていただきました。宮崎グルメで、疲れは一気に吹っ飛びます。

hapihapiのせとか大福

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長友さんのせとかを使ったフルーツ大福。注文してからその場で包んでくれるので、求肥はもっちもち!ただでさえおいしいせとかが、極上の味わいになります。

他のお菓子屋さんやレストランからも引っ張りだこで、サンドイッチプラスではせとかフルーツサンドとかもあったらしい……食べたかったあ。

②レタス巻き

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レタス、エビ、マヨソース。シンプルな材料だけれど、これがまた絶品なのです。お店によって個性がある、マヨソースが味の決め手。
今回いただいたのは、「一心鮨」のレタス巻きでした。レタスのシャキシャキ、エビのぷりぷり、ベタベタしないあっさりマヨソースが激うま!
ガリがペラペラじゃなくてゴロゴロ系で、とってもおいしい。

③辛麺

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宮崎といえば辛麺らしい。知らなかった!
つつみ」の出前で、トマト辛麺ノーマルをとってもらいました。ノーマルだけど、結構辛い。麺はこんにゃく麺で、にょきにょき食感。ヘルシーながらも、お腹にたまります。
バイトさんたちも、ここのはおいしいよねと絶賛してました。

ぎょうざの丸岡

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ぎょうざの、ときたら「王将」と答えたくなりそうですが、宮崎では「丸岡」が有名です。夕方には売り切れていることもあるそうで、今回は普通の餃子が売り切れていて「生姜餃子」をいただきました。
ニンニク不使用なのであっさりしていて、具の野菜はシャキッと食感が強く残っています。

ふなやの釜揚げうどん

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麺がもちもちでおいしい! 大将はひたすら原材料にこだわっていて、添加物不使用、鰹節はわざわざ鹿児島まで買いに行ったりしているのだとか。つるつるっと喉越し爽快!

せとかの注文について

毎年大人気ですぐ売り切れてしまうみたいですが、ネット直販で手に入れることができます。2月頃から予約販売を受付するみたいなので、忘れずにチェックを〜!

収穫も食べ物も、ここに来ないとできない体験がいろいろで、忙しい日々だったけれど幸せでした。ありがとうございました!

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これでおいしいものを食べます🍴 ありがとうございます!