田舎には仕事がないって本当?

田舎には仕事がない。
と言われることがある。

自慢では無いが、私の住む土佐清水市は結構なレベルで田舎だ。

しかし、街を歩けばこんな張り紙。
「従業員不足の為、臨時休業」

また、とある宿泊施設は職員確保が難しくやりくりできずに満室の宿泊を取れなかったり、臨時休業にしたり。

掲示板には介護職の募集が貼られっぱなしで朽ちている。それだけ長い間の人手不足というコトだ。

田舎には仕事がない。
コトはない。

やりたい仕事がないだけだ。
正確には働く世代の人口が少なく、募集してる所とのバランスが崩れているという方が正しいのかもしれない。

賃金が払われるから雇われる。
そんな時代から変わってきているというのも感じる。

賃金がいいからといって休みの少ない職は牽制されるし、やり甲斐や働く意義などについても考える人が増えているのだろう。

そうなると職員を確保するのに本当に苦労するだろうなと思う。
小さい商いというのは淘汰されてしまう。

店がなくなり大型の総合店に客を取られるか、規模を小さくしてできる範囲でやっていくか。
今やただ商品を買うだけならネットでも可能だから、店舗というのは本当に難しいだろう。

私は昔、一世帯一ビジネスという未来がくるのではないかと考えていたコトがあった。
つまり、総合的な店から細分化して一人一人が各々に小さなビジネスを持つのではないかと。

例えばスーパーがなくなり、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん等、昔の形に逆戻りしていく。
そして、更に時が進めば1品専門。
米なら米、魚も鰹なら鰹とジャンル分けされて、欲しい食材の種類まで細分化される。
広く浅くの時代から、狭く深くの時代へと変わっていくのではないか。

さて、本来の趣旨からズレてしまったが、人を雇うというのは人口が少なくなればなるほど難しい。更には私の街は超少子高齢化。
私が高齢者になる頃にはこの市はどうなってしまうのか。

そんなコトを考えさせれれる一瞬であった。
どうにもならないモノは自分でどうにかするしかない。

その時に何ができるか。
自分の武器を探し磨き続けるしかない。
しっかりと人の心に刺さるように。

ほいたら、また。


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