自民党に任せられない。けど、野党にも任せられないという方への提案。
政治に関心を持てば持つほど自民党という党の強さと逞しさ(良くも悪くも)が際立っている。
野党支持者の皆さん(私含む)が叫ぶ自民党を倒すというのは正直難しいと思う。
可能性の話をすれば揉めて離脱など内部からの崩壊の方が有り得るが、それもまたかなり可能性は低い。本当にこの党はすごい。
好かんけどすごい。
ただ、いくら天下の自民党といえど時勢によっては弱体化はするので、ここで連携とかしたりするのが野党に残された政権への道かもされない。
ただし、ここで重要なのは不可侵条約をしっかり結ぶ。つまり、選挙区調整できるかどうか。
これが出来なければ一気に潰して手を切られる。
そこが出来るなら一緒にやってみたらいいんじゃないかと思う。
本来は全ての事を政策ベースで与党野党関係なく取り組めればいいけど、そうはいかないモノもある。
たまに時間が経って野党の案が少し手を加えられて自民党案として出されたりすの見るとなんかちょっと悔しい。
結果としてその提案が結果として出るならいいのだけれど、達成した人もいれば提案した人もいるというのは知って欲しいと思う。
さて、話を戻して国政選挙で自民党の牙城を崩すなら、地方から変えていく方法がしかないと私は考えている。
その点では維新は成果をあげている。問題は地域政党過ぎたという点だ。どうしても維新=大阪というイメージから抜けない。
なので、それぞれの地域で強い組織を作るのが理想。そこが協力して話し合うのがベストだ。
沖縄、九州、四国、中国、近畿、中部、関東、東北、北海道。
それぞれで独自の地域政党が幅を利かす。
これが実は国政自民党にとって1番嫌なんじゃないか。
仮にそれぞれの地域がバラバラでも政策ベースで共同提出したりして国制に圧をかけられる様になれば面白い。脅威だろう。
とはいえ言うがやすし。コレがまた難しい。
四国ひとつとったってまとまりゃしないんだから。
それならもっと細かく分断してもいいかもしれない。
四国なら高知、愛媛、香川、徳島のそれぞれで強い地域政党を作る。
できた党に対して既成の国政政党が応援して行く。
本音と建前ではないが、どこかの既成政党が地域で出張るのはいい顔されない。他の党からすれば気分が良くない。
他方で地域から起こった自民ではない政党となれば野党は推しやすいし、既成政党ではないのだから、目的は同じなら党を超えての選挙協力はやりやすい。
ただ、地域政党が大きくなりすぎると国政政党のライバルとなってしまうので、そこは微妙かもしれない。
それに関しては地域と国政の棲み分けは必要になる。
維新が苦戦しているのもそこで、地域は取った。それを隣県に広げたり国政に打って出たのはまずかった。
そうではなくて、地域をとったら、自分のところから無理に出すのではなく国政の候補を応援するという方法でもいいのだ。
もちろん地域政党内から勝てそうな候補いるなら出してもいいし、いないなら無理しないという話。
それぞれの都道府県でそういう動きが出てくるとこれまで国政も地域もほぼ取り尽くしている自民党というのは相当やりずらいし焦ると思う。
よくある国政の論理では党を大きくするばかりに目がいってまとまらない。
逆に小さくなる方がかえって自民党を苦しめる様になるのではないか?
広く浅くより、狭く深く。これからの政治はそうでないと。
「自民党じゃダメだ!」と思うなら、今やる事は自分の地域に根付いた政党を作る事。
都道府県レベルでできないなら市町村レベルからやればいい。
それに対して既成政党は投資をする。
綺麗な花が咲くのか、とんでもない雑草が生えるのかわからないけど、世話はして見てほしいなと思う。
本来は自発的に小さなところから大きくなるのが理想ではあるが。
前記した大きな塊論では自民党には敵わない。それだけ自民党はしっかりとした組織であり、思想の幅も広い。ハッキリ言って国政で数で負かそうなんてのは無理な話だ。
それならば「急がば回れ」ではないが、地域から出る芽が育つ土壌を作るのが整形交代への近道ではないか。
繰り返す。
大きな塊ではなく、各々が地域で意志を持っ塊を作る。これじゃないかな。
ほいたら、また。
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