現金だけ? 求むキャッシュレス決済導入普及

最近、とあるスーパーで「PayPay使えますか?」と尋ねたら怪訝な顔をされた。

「キャッシュレス決済使えますか?」と聞いてもあまりピンときていない様子で、現金しか使えないようだった(クレジットカードは使えるかもしれない)。

チェーン店のスーパーだが、キャッシュレス決済が使える店舗とそうでない店舗があるのかもしれない。

レジ打ちしている従業員の一存ではどうにもならないだろうが、今どきキャッシュレス決済も使えないのはどうなの? と思った。

「キャッシュレス決済が使えないんです、申し訳ございません」と申し訳無さそうな表情をされるならまだ理解できるが、「そんなもん使えません、当たり前でしょう」みたいな顔をされても、こちらも、「いやいや」となる。

キャッシュレス決済が使えないことで取り逃がす客もいると思うが、まあ、すぐには取り付けられない事情があるのでしょう。

もう行かない。

日本はキャッシュレス決済がまだ36%程度しか普及しておらず、先進国の中でも低い水準にとどまっている。一方で「国内の消費者の約87.6%がキャッシュレス支払いを利用」している。
https://paypay.ne.jp/store-media/tenpo/0022_kouri-cashless/

買い物をする側にとってはキャッシュレス決済が都合が良いのは言うまでもない。
しかし、小売業者にとっては、
 ・決済事業者に対して手数料を支払う必要がある
 ・現金が入ってくるタイミングが遅くなる
といった問題があるようだ。

コロナ禍以前から日本を観光立国にしようとかぶち上げていたけれど、日本政府の詰めの甘さがあるのは否めない。キャッシュレス決済の導入推進は政府主導で行うべき取り組みだろう。

特に外国人にとっては、不慣れな日本円を扱うより、キャッシュレス決済で「ピッ」と会計を済ませたほうが楽である。わざわざ日本円に両替する手間も省ける。

憲法改正もなかなか実現しないが、我々日本人はこれまでのやり方やルールをなかなか変えようとしない特性があるように思う。

守るべき伝統や風習はあるが、合理化を徹底したら、日本はもっと経済成長するし、文化的にも発展するのではないか。

ムダを省くことで、それだけ別のことに使える時間が増える。

とにかく、キャッシュレス決済は積極的に推し進めたほうがいいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?