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「実は」を多用すると

「実は」という言葉が文中何度も出てくるのを目にすると、もったいないな〜!と感じます。

「本当のことを言うと」「実際には」
という意味の「実は」という言葉。


「実は……」と始まる文章を読むと、「え?嘘だったの?」「ホントはそうだったんだ!」と感じてちょっとドキッとしたり、興味を引かれたり。

今回の事件にはこんな裏事情があった、そんな時に「実はこうだったのです」と書くと、「そうだったのか!」と読み手に納得してもらえる効果がありますね。


「あなただけに真実を伝えるんですよ」というニュアンスを出すため、クレーム対応でもよく使います。

そんなとっておきの「実は」という言葉。

「実は」を文中で何度も使ってしまうと、折角のとっておき効果は半減してしまいます。


半減するだけでなく、「はじめからそう書けばいいじゃん」と読み手に思われてしまう可能性もある。

どんなに面白いことを書いても何だか嘘くさい文章になってしまいます。

「実は」はとっておきの言葉。


ここぞという時にだけ使って、話を盛りあげるようにすることを私はオススメします。

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