小噺「ドライブスルー鮮魚だっせ」
夫:野村公平
「ただ今」
妻:はな
「お帰り」
公平
「みんな、面に止めてる車乗ってくれへんか」
妻
「どうして?ご飯できてるけど」
公平
「なんか、新鮮な秋刀魚が食べたくなってない」
はな
「もう夜の9時よ、やってないわよ」
公平
「ところがな、ドライブスルーの魚屋があって、魚屋というよりホテルやな、コロナで客を正確に見込まれへんから、鮮魚が余る時がある、捨てるのはもったいないから、新鮮なままで、ドライブスルーで、売ってくれるねん、無性に秋刀魚が食べたくなってな、行こうや」
はな
「じゃ、いきましょ、秋刀魚食べたいわぁ」
公平
「あかん、秋刀魚売り切れで、買ったのまぐろだけやった」
はな
「それなら、買ってたのに」
おわり
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