小噺「コロナ禍で増えているものとは」
息子
「お父さん、久しぶり、元気か?」
父
「元気にしてるけど、あんた誰よ?」
息子
「冗談言うてもろたら困るわ。息子の進やがな」
父
「そやそや、とにかく年寄りは外へ出たいかんいわれて、どっこにも、出えへんし誰とも会えへんからなんかどんどんぼけてきた気がすんねん」
息子
「そんな人多いね、時々帰るから、ボケたらあかんで」
父
「わかった」
息子
「ただいまー」
父
「おう、真一、どうやった?隣に寄ったってくれたか」
息子
「寄ってきた、はじめ名前忘れてたで、進むやがな、いうたら、そやそやいうて」
父
「よく寄ったってくれた。とにかく、コロナで、この周りの年寄り
ボケが進んでるねん。そんなら真一、ついでにお迎えの田畑さんとこ、洋平くんになって行ったってくれるか」
真一
「つかれるわ」
おわり
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