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統計検定3級合格までの振り返り

分析屋の角です。

先日統計検定3級を受験し、無事合格できたので検定を受けて学んだことや、それまでの道のりを振り返りたいと思います。


1.受けようと思ったきっかけ

BIを使った仕事をしているため、グラフの見方や数字に強い人材になりたいと思ったからです。
最初は2級を受けようと思ったのですが私にはレベルが高く、まずは3級を確実に取りたいと思いました(笑)

2.統計検定3級とは

統計検定3級に関して公式サイトにて下記のように説明がありました。

大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力を評価し、認証するために検定を行います。

CBT方式(パソコンで4〜6ほどある選択肢から1つ選びます)で、全30問60分間のテストになります。

3.勉強前のレベル

大学入試は数学を使わなかったので、高校数学は数A、数Ⅰで時が止まっていました(笑)
大学は国際関係学科だったので、その後も数字を使う機会はありませんでした。
平均も「合計÷N」のイメージしかなく、「分散?回帰直線?検定?なんじゃそれ」というレベルでした(笑)

最初2級を受験しようと考えていたので、統計学の基礎を入れるため下記の本を読んで統計学の基礎を入れていました。(半年間ほど)
今まで数学に親しんでこなかった分、知識が定着するのに時間がかかりましたが、わからないところはYoutubeをみたり、それをノートにまとめて、ノートを自分の教科書代わりにしていました。

4.統計検定3級の勉強方法

最初は問題の出題傾向を見るために過去問を購入して、最新1回分を解きました。

間違えた箇所は解説を読んで、次は間違えないようにし、わからなかった単語は上記で書いたノートを参考に見直しをしました。

意外といけそうかも...と思ったのであとはひたすら問題を解いていきました。

5.対策しておいて良かったこと

・試験時間60分をしっかり測って過去問を解いたこと

全30問ですが、文章量が多い問題や計算問題も多くあります。
私が特に意識したことは、暗記しておけばすぐ解ける問題(平均・分散・共分散・相関係数の性質を問う問題など)は1分以内に解いて、電卓をたくさん使う問題に時間をかけるようにしました。

・新出題範囲をしっかり確認していたこと

統計検定3級は2020年4月から新出題範囲が増えました。上記の過去問の最初数十ページに新出範囲の例題が載っていまして、前もってよく確認し、分からない時は自分のノートを見返しました。
実際のテストで多く出題されていたので、確認しておいて良かったと思いました。

6.失敗談

過去問をもっと繰り返し解いておけば良かったと思いました。公式を覚えるのに必死になってしまい、過去問を解く時間が十分にありませんでした...

過去問は3、4級がセットになっているのですが、最初間違えて4級の過去問をずっと解いていました(笑)
いきなり問題が簡単になったなぁとは思っていたものの途中まで全く気づかず、「楽勝かも〜」と気を抜いていたので4級と気づいた時は血の気が引きました😱
間違えて4級の過去問を解いていたことも3級の過去問を解く時間が十分になかった理由です(笑)

7.受験してみて感想

数学は嫌いではなかったものの、文系の人生を歩んできたので苦手意識がありましたが、
そんな私でも一から勉強して合格できたことは自信に繋がりました。
また統計学を勉強したことで、実際の業務でもデータを多角的に見れるようになりました。

例えば、売上を月毎に折れ線グラフで表すだけでなく、前月との変化率を折れ線をグラフにしたり、売上と気温の回帰直線を引いて相関関係をみてみよう、などと考えられるようになりデータ分析がもっと好きになりました!

PowerBIで可視化してみるのも面白そうなので今度チャレンジしてみようと思います。

8.今後の目標

次は統計検定2級を目指します。ただ3級もギリギリで合格できたので、よく復習して、過去問を十分に解いてからから2級を受験します💪



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