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生成AIの気になるニュース・記事(3/18~3/22)

こんにちは。分析屋の平野です。
今回も先週の社内チャット部屋にて紹介されたニュースや記事をいくつか紹介します。


LLMモデル

イーロン・マスク氏が生成AI「Grok」を無償公開しました。
パタメーター数は3,140億とこれまでのオープンソースの中では一番の数となっております。
なお、実行するにはNvidia A100(80GB)が8枚、RAMが1.5TB必要とのことです。


Apple社が高度な言語理解を持つ新型AIモデル「MM1」を発表しました。


Stability AIは、高品質なマルチビュー推定と3Dメッシュの生成を行う新たなモデル「Stable Video 3D」(SV3D)を発表しました。
1枚の画像から高品質3Dモデルの映像を作成することが出来るそうです。
非商用利用は無料ですが、商用利用する際はメンバーシップへの加入が必要とのことです。


ハードウェア

Nvidia社が新型GPUアーキテクチャである「Blackwell」を発表しました。
Blackwellアーキテクチャの製品として、「B200」「GB200」を発表しました。
従来のH100よりもAI学習時の性能が4倍、推論時の性能が30倍、電力効率は25倍も改善するとのことです。


ビジネス

KDDI社が松尾研究室発のベンチャー企業であるELYZA社を連結子会社化しました。


Apple社がiPhoneにGoogle社のGeminiを搭載することに向けての交渉を行っているようです。


サービス

AIスタートアップのCognitionが自律型のAIソフトウェアエンジニア「Devin」を発表しました。
Devinは人間と同様にコードエディタやコンソール、Webブラウザを用いて情報を参照し、コーディングやデバッグ作業を自律的に行える能力を持つとのことです。


Nvidia社が生成AIアプリケーションを開発するためのマイクロサービスである「NIM」を発表しました。
生成AIの推論に必要となる各種ソフトウエアがインストール済みのコンテナ(マイクロサービス)を提供する仕組みとのことです。
AmazonのSageMakerやGoogleのKubernetes Engine、MicrosoftのAzure AIからアクセスできるとのことです。


NECが生成AIを搭載した電子カルテシステムを4月に発売すると発表しました。
カルテに記された診療情報をもとに、紹介状などの文章案を自動で作成して提案し、
作成時間を平均47%削減できるとのことです。


社内活用事例

マイクロソフト社は生成AI機能「Microsoft Copilot」に関する、
パートナー企業の最新の活用事例を紹介するイベント「GenAI Customer Day」を実施しました。
日本ビジネスシステムズ社、ベネッセホールディングス、ソフトバンク社においての活用事例が紹介されております。


その他

Youtubeは改変または合成されたコンテンツであることを、クリエイターが視聴者に開示する仕組みを導入すると公表しました。
コンテンツの透明性を高め、視聴者が改変や合成の有無を見分けられるようにすることが目的とのことです。



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