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鮮魚店はやめとけ?需要・将来性をデータとイラストで可視化してみた【市場分析】

どもー。
分析太郎です。

今回は鮮魚店の
市場分析レポート
です。

仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。

起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。

なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。

それでは、見ていきましょう。

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【前編】鮮魚店の将来性


まずは需給バランスを理解する

前編では、鮮魚店業界の
将来性を確認していきましょう。
その前に、需給バランスについて説明します。

世の中には様々な市場があり、
その中でお金が取引されています。

そして市場の中には、
供給(事業者)需要(お客様)
存在します。

これらを釣りで例えるなら、
市場=釣り堀
供給=釣り人
需要=狙っている魚
と言えます。



そして、需要と供給にはバランスがあります。
イラストにするとこんな感じです。



本レポートでは、
鮮魚店市場が4つのうち
どこに分類されるかを、
行政機関と業界団体のデータを
フル活用して考察していきます。

それでは、本題に話を移しましょう。


鮮魚店業界の市場規模

それでは最初に、
鮮魚店業界の
市場規模を確認しましょう。

経済センサス活動調査(総務省・
経済産業省)のデータによれば、
2021年の鮮魚店の市場規模は
6,668億円、推移は減少傾向でした。
グラフを作成しました。



鮮魚店業界の市場規模推移(2012~2021・9年間)
※584 野菜・果実小売業より引用

出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)


このデータには、
大手スーパーも含まれています。
それでは、単独事務所の鮮魚店の
市場規模はどうなっているでしょうか。
グラフを作成しました。


鮮魚店(単独事務所)の市場規模推移(2012~2021・9年間)
単独事務所:他の場所に同一経営の事業所がない事業所
※584 鮮魚小売業かつ単独事務所の売上高より引用

出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)


市場規模は減少傾向にありました。

同規模の市場には
下記が挙げられます。

  • 納豆(2,595億円)

  • 呉服小売(2,605億円)

  • 学童保育(2,862億円)

国内市場の立ち位置としてはこのあたりです。


国内市場における鮮魚店(単独事務所)市場の立ち位置
出典:市場規模マップ


この市場で、需給バランスは
どうなっているのでしょうか。



確認していきましょう。


鮮魚店市場の供給の推移

それでは、鮮魚店市場の
需給バランスを確認しましょう。
まずは供給から確認します。

鮮魚店(単独事務所)の数が
どのように推移しているか確認しましょう。

グラフを作成しました。


鮮魚店(単独事務所)の事業所数の推移(2012~2021・9年間)
※584 鮮魚小売業より引用

出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)


21年は12年と比較して
34.7%減少していました。
では、働く人の数はどうでしょうか。
グラフを作成しました。


鮮魚店(単独事務所)の従業者数の推移(2012~2021・9年間)
※584 鮮魚小売業より引用

出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)


21年は12年と比較して
31.8%減少していました。

これまでの情報を整理してみると、

  • 鮮魚店(単独事業所)の数は減少傾向

  • 鮮魚店(単独事業所)の従業者数も増加傾向

従って、
鮮魚店市場の供給は
縮小していると言えるのでは
ないでしょうか。



では、需要はどう
推移しているでしょうか。
確認していきましょう。


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