「一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書」を参考に英文法についてまとめてみました ① 文の基本構造
現在、短期語学留学(アイルランドから ’23 冬)中です。
語学学校の授業で英文法を教えてもらいました。
そこで、復習のためにこちらの本で紹介されている内容を参考にまとめてみます。
まずは、導入として本の内容を簡単に説明します。
英文法は1つのストーリーで学べ!
「やることは、いたって簡単です。英文法を「ある1つの順番」で学びさえすればよいのです。その順番というのが、下の図の左側です。英文法をこの順番で学ぶと、英語という言語のフレームワークを自然と理解することができるのです。」(P14 L7-10)
「英語だけでなく、世界のほとんどの言語において、1と2のパートの文法を使いこなせるようになれば、その言語を9割がたマスターできたと言っても過言ではありません。」(P16 L18-20)
「最初にbe動詞と一般動詞を学ぶことがポイントです。なぜなら、動詞は言語において欠かすことのできない存在だからです。・・・手っ取り早く新しい言語を習得したい場合、動詞のボキャブラリーをひたすら増やすという方法があります。それだけでも最低限のコミュニケーションを取ることができるようになります。それぐらい動詞は言語において中心的な役割を果たす言葉なのです。
また、基本5文型も、動詞、疑問文の次に学ぶことが重要になります。」(P16 L3-11)
ということで、まずは分の基本構造です。
文の基本構造
動詞の文法
(「一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書」第1章 英語の基本構造を引用)
★ 「~です」以外の「be動詞」の訳し方(P32・33)
be動詞には、①性質、②状態、③所在という「3つの隠れニュアンス」があります。
① 性質・・・変わらないもの
I am a teacher.
② 状態・・・そのときの一時的な状態
He is tired.
③ 所在・・・人や物がどこにあるのか
She was in the garden.
★ 「be動詞」と「一般動詞」の使い分けのコツ(P36・37)
ネイティブは、まず「静的か動的か」という認識でbe動詞と一般動詞を分けて、それから単語を選ぶという考え方をしています。
① 静的(情景):be動詞を使う
He is in bed.
② 動的(積極的):一般動詞を使う
He sleeps in bed.
文型
(「一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書」第1章 英語の基本構造を引用)
★ 英語は「順番」が命
「英語は”単語の順番”で主語や目的語を決めている」(P53)
「『英語は順番が命』であり、順番が違うと意味は全く伝わらなくなってしまうのです。」
例)He ate an apple.(彼はリンゴを食べた。)
① An apple ate him.(リンゴが彼を食べた。)← 逆の意味になる。
② Ate he an apple.(食べろ 彼は リンゴ。)← 逆の意味になる。
★ 文型は主語と述語を決めることから始まる(P54-61)
「第1文型」<主語(S)+述語(V)>
1番目の単語を「主語」、2番目の単語を「述語」と認識する形の文です。
【例】I go.(私は行きますよ。)
「第2文型」<主語(S)+述語(V)+補語(C)>
S+Vの後の単語を「補語(C)」と認識する形の文です。
【例】I am a student.(私は生徒です。)
「第3文型」<主語(S)+述語(V)+目的語(O)>
S+Vの後の単語を「目的語(O)」と認識する形の文です。
【例】I meet her.(私は彼女に会います。)
「第4文型」<主語 (S)+述語 (V)+間接目的語(IO)+直接目的語(DO)>
S+Vの後に「目的語(O)」が2つ登場する形の文です。
【例】I gave her a ring.(私は彼女に指輪をあげます。)
→ 英語には「主語と述語が先」の原則からわかるように、「先に出した単語がより重要」という隠れニュアンスがあります。
「第5文型」<主語(S)+述語(V)+目的語(O)+補語(C)>
S+Vの後に「目的語(O)」と「補語(C)」が登場する形の文です。
【例】I named my cat UME.(私は彼女に指輪をあげます。)
→ 目的語(O)にあたる「my cat」と補語にあたる「UME」は、be動詞でつなげると、「S+V+C」の第2文型の関係が成立する。
すごくわかりやすくてすっきりとしました。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
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