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公園とカミングアウト

はじめに

今日のお話は昨日息子と近くの公園に行ったときの出来事です。しばらくNoteから遠ざかっていたので、今日から文字数を抑えて、投稿を「続ける」スタイルに変えたいと思います。長文だと時間の確保が難しいので。

ASDっ子と公園にいく

昨日は近くにあるのは知っていたのですが、場所がわからなくていった事がない公園に子供と行きました。

妻は、連日息子の面倒(毎日のバトル)をみて、疲弊している感じでしたので、みんなで出かけるという選択ではなく、私が息子と出かけて、妻には、自由な時間を作ってもらおうかと思いました。

で、トコトコと坂を上って住宅街、すぐにみつかるかと思ったのですが、なんか見つからないので、Googleマップさんにお願いして、場所を教えてもらいました。でやっぱり入り組んだところにありました。

中心に下りていくと、池があり、その周りに運動スペースと、簡素な遊具のある公園でした。

すべり台と乗り物遊具で遊ぶ

息子のたろう君は、2つしかない遊具、すべり台と乗り物(犬と猫の絵の乗ってゆらゆらするやつ)で遊んでました。

すると、家族づれが加わりました。

ちっちゃなお子さん2~3歳児ぐらいかな、とパパ、ママ、ベビーカーに乗った赤ちゃん

で、そのお子さんとたろう君が乗り物にのって遊びはじめたのですが。

しばらくして、たろう君がママさんに質問?をし始めました。

たろう君「ここ通ったら帰れる?」

ママさん「帰れるよ」

たろう君「〇〇に行ける?」

ママさん「あっちの道を右にまわったらいけるよ」

たろう君「おうち帰れる?」

ママさん「おうち?〇〇の方ね、帰れるよ」

たろう君「たろう君のおうち帰れる?」

ママさん「帰れるよ」

たろう君「ここ通ったら帰れる?」

~何回か同じような質問をたろう君繰り返す~

と、微妙に会話しているのかしてないのか、わからないやり取りとりをして、ママさんも笑いながら優しく答えてくれるものの、困惑している様子。

カミングアウト

まださすがにたろう君の会話が続きそうだったので、
さすがに間に入って。

私「たろう君、そろそろ帰ろうママが待っているよ~」

といって打ち切りました。(このままだと同じ会話が永遠に続くので・・)

で、私は帰り際に、そのママさんに

私「すいませんでした、この子はコミュニケショーンに障がいがあります。発達の・・」

とにっこり微笑んで、一言カミングアウト!
(カミングアウトは本人が打ち明けるような意味な気がしますが、ニュアンスを受け取ってください。)

ママさん「え、だって喋れてますよ・・・」

そのまま、私とたろう君は公園を去り、近くのスーパーへ行きました。

少しだけの苦悩

私は、子どものASDの件は隠さないと決めているので、ああいう風に答えをしました。

ですが、「あのママさんに対して悪かったかな」とか、自分がたろう君の障がいがバレて、「この子何言っているかわかんないわ」とか言われるのが怖くて先回りして言ってしまった事とか、少し落ち込みました。

言った事に後悔はないのですが、やっぱり落ち込みはするのです。

「スムーズに会話出来たらたのしいだろうにな」

それだけです。おしまい。


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