みとどけ日記(ゆくひと日記改め)2024.9/15-17
2024.09.15
夕刻、母の友人が弔問にお越しくださった。
お知らせの文面に間違いがあり、平身低頭。面目ない。
帰路は車でお送りする。その際、住所不明だったもう一人の友人の住所と、なぜか、そうめんをたくさんいただく。
日中、母の葬儀をおこなった業者が来たようだ。
ずいぶん昔に夫婦二口分事前予約? していて、母の葬儀で二人分の積み立てを使ったので、父の分の積み立てを再度促しに来たようだ。「ハズレ」なしの契約だから、人形焼き五個では安すぎないかW
この業者のホールは歩くには遠く、路線バスはなく、アクセスが車に限られるので、親戚一同高齢化している今は「いかがなものか」とBMKは思うのだが、好きにしてくれていい。
[BMKぶんろく 9/15]
2024.09.16
個人情報の漏洩源はほとんどの場合「自分」なんだろうなぁ。
昨日の葬祭業者への事前予約積み立て金(少額ではない金額)を、営業に現金で支払ったという。
数日前、買い取り業者からの電話に「葬祭業者から情報が流れているんじゃないか!」と怒っていたのは誰ヨ?
そこそこの金額を目の前で取りだして(現金が家にある&その場所まで情報公開)支払うほうが、よほど危険なことだと思うんだが。
わたしが納得していない顔をしたからだろう、言いわけ気味に「暑くて払い込みいけないから、と言ったんだ」と。
いつもはあれこれ振り込みを頼むくせに。
何もしない一日だった。
明日は最初の月命日。
もうひと月なのか、まだひと月なのか。自分でもよくわからない。
遠近両用メガネが欲しい。人生はじめてのネンキンが支給されたら買うか。
[BMKぶんろく 9/16]
2024.09.17
母を荼毘したご近所の火葬場が新棟建設工事をしている。工事が始まる前「発掘作業をする」とあり、いったい何が出てくるのか? と思っていた。今日、地元の埋蔵物調査部署のあるビルに立ち寄ったので「調査結果が出たんですか?」と尋ねてみた。
応対してくれた職員がしばらくPCを操作していたが「今回はなにも出てこなかったようです。したがって調査報告書もなしです」。待つ間、室内に貼ってあった区内の遺跡地図によると、火葬場があるエリアでは過去に貝塚と土師器がでているようだ。どちらも初耳。ほかの場所では縄文土器も出ている。利根川の沖積平野なのにびっくりだ。
父が葬祭費用の請求の件でなんだかんだ。
当日の精算は任されていたので、請求書から領収書まで全部BMKが預かっていたので、「これで全部渡したよ」で、お終い。カードの利用明細が届いて、突然目覚めたようだ。
母の友人から、供物が届く。住所は父の家だが、なぜか私宛に。
父は律儀に開けずに電話の向こうで「お前にきたのだからドーノコーノ」
「お知らせはあなたの名前で出しているのだから開ければいいじゃないか」と言ったのだが、利用明細の件との合わせ技で、なんだーかんだー。
「あぁあー! わかった。そっちへ行く!」
届け物を開けてみると中には私宛の手紙が。つらつら読むに、知らせを受けて父に電話で弔問を申し出たものの父に遠慮されたことがショックだった、哀しかったと。それでも、酷暑の中、友人の身を案じてのことと思い、また、父のショックも思い、母の好きだった梅干しの菓子? を送りますと縷々。
悲しみだけでなく不快な思いもさせてすまんことでした。きっと今夜、父の枕辺に母が立ち「失礼しちゃうわね!」と言いながらデコピンすると思うので許してやってください。
知らせなきゃよかったのかな?
逝去の告知範囲は練られたものではなかった。BMKは、母の友人には「人づてに聞く」とか「しばらくしてから不意に知る」という事のほうが失礼と思ったので、早めに知らせたのだが……。
父は配偶者を失ったが、私は母を失ったのである。“未亡人”同士なのだが扱いにはずいぶんと差がある。自分勝手である。
だから私はここで毒を吐く。
中秋の月がきれいな夜である。
[BMKぶんろく 9/17]
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