見出し画像

ブログの記事設計その4、検索意図から想定する

こんにちは、ぶのしです。

さて、ブログの記事設計その4ってことで、早速始めていきます。

今回は検索意図から想定する、です。

「なんのこと?」

と、思いますよね。


ブログの記事設計その1からその3までで、ライバルのチェックやキーワードの調査について話しました。

で、その1からその3までで話した内容は、ぶっちゃけ勉強すればだれでもできるんですよね。

つまり、この3つだけでは似たような記事になってしまう、ということ。

すごく重要な3つのステップなのですが、完成するにはもうひとつ。
検索意図からの想定という作業が必要なんです。


さて、念のため検索意図について少しだけ話しておきます。

検索意図とはキーワードで検索した目的。
つまり、検索を通して解決したい悩みや疑問のことです。


んで、検索意図を想定するとは、どんな疑問や悩みを抱えているのかを考えること。

さらに、どんな記事を書けば解決してもらえるのかを考えることです。

ちなみに答えはありません。

検索意図から何を想定するのかは人によって違います。
人によって違うからこそ、オリジナリティのある記事が書ける、というわけです。

では、どうやって想定するのかを話していきます。

Q&Aサイトから悩みを抜き出す

簡単なのはQ&Aサイトから悩みを抜き出す方法です。

例えば「ネットビジネス 初心者」をYahoo!知恵袋で調べると、次のような悩みが出てきます。

初心者でも出来る副業のネットビジネスが知りたい
簡単に稼げるネットビジネスが知りたい
初心者向けのネットビジネスを知りたい

つまりネットビジネスの種類が知りたい、という意図があると考えられます。

Q&Aサイトを使って調べると、思いもよらない悩みが見つかることもあるので、ぜひ活用してください。

なぜ検索したのかを考える

さて次は、なぜそのキーワードで検索したのかを考える方法です。

このやり方はネットで調べたりしません。
自分の頭で考えます。

例えば「ネットビジネス 副業 初心者」なら、次のような理由が考えられます。

・副業でできる初心者向けのネットビジネスを知りたい
・初心者が副業でネットビジネスを始める方法を知りたい
・初心者がネットビジネスの副業で稼げるか知りたい

これが検索した理由、つまり検索意図です。


次は「仕事 人間関係 疲れた」の場合。
次のような理由が考えられます。

・職場の人とうまく付き合う方法が知りたい
・ストレスを発散する方法を知りたい
・人間関係を気にしないで働きたい

こんな感じで、なぜそのキーワードで検索したのかを考えていきます。

「そういわれても…どうやればいいの?」

という声が聞こえてきそうですが。
検索した理由を探す方法は簡単です。

なぜなぜ分析で検索した理由を想定する

検索した理由を探すときに便利なのが「なぜなぜ分析」です。

「なぜなぜ分析」は製造業などで使わせる分析手法のこと。
「なぜ」を5回繰り返せば、根本的な原因にたどり着ける、と言われています。

なので記事にするメインキーワードに対して「なぜ?」を何回もぶつけてください。
そして、検索意図を想定しましょう。

検索意図が想定できれば、あとは悩みを解決するために記事を書くだけです。

検索意図は複数あっていい

とっても便利ななぜなぜ分析ですが、ひとつ問題があります。

それは、問題があいまいだと答えにたどり着けない、ということ。
つまりキーワードに対して「なぜなぜ分析」を使うと、人によってたどり着く答えが変わってしまうのです。

もっと言えば、こんな感じで分析するたびに答えが変わることもあります(笑)

マインドマップ

でも、検索意図を考えるときはこれで十分。

おなじキーワードでも人によって感じている悩みは違います。
当然分析する人によって、たどり着く悩みも違うものです。


目的は「なぜそのキーワードで検索したのか」を想定すること。
想定とは仮説を立てることです。
なので必ずしも5回掘り下げる必要はありません。

最後に

ということで、ブログの記事設計その4、検索意図から想定する方法について話してきました。

次回はブログの記事設計その5として、その1からその4でやったことを使い、記事の見出しを作っていきます。

見出しまで作ったら記事設計は終了です。



ということで、余談を少ししますね。

なぜなぜ分析はメリットが多い

私としてはキーワードを、「なぜ?」で5回掘り下げることをおすすめします。
というもの「なぜなぜ分析」には、メリットがめちゃくちゃ沢山あるからです。

ちなみに「仕事 人間関係 疲れた」でなぜなぜ分析をやると、こんな感じになります。

マインドマップ2

見づらくなるので途中で切っていますが、それぞれ5回「なぜ」で深堀りしています。

「なぜなぜ分析」の良いところは、なぜを繰り返すうちに検索したユーザーの気持ちがわかってくることです。

もっと言えば「なぜなぜ分析」で、悩みの本質にたどり着くこともできます。

ユーザーの気持ちがわかってくれば、記事も書きやすくなりますよね。


さらに画像のようになぜで深堀した内容を言語化しておけば、記事の見出しにも使うことができます。

悩みの本質が言葉になっていますから、そのまま見出しに使えばすごく響く記事になります。


ついでに言うと本文にも使えます。
なぜ?なぜ?で深堀するうちに、本当に解決したことが見えてくるからです。

本当に解決したいことの解決方法を記事に書いたら・・・。
響かないわけがありませんよね。

つまり、メリットがたくさんある、ということです。

なぜなぜ分析を勧める理由

「なぜなぜ分析までやる必要があるの?」

と聞かれれば「やる必要はない」と答えます。

ただ差別化を図りたいのなら、やったほうがいいです。
特に記事を書くことに慣れていないうちは、積極的にやるべきですね。

なぜならブログの本質は悩みや疑問の解決。
そして、悩みや疑問を解決するには、悩んでいること・疑問に思っていることを理解する必要があります。


そのためには直接悩んでいる方の話を聞くのが一番なのですが……。


残念ながらそれは難しい。
なので、キーワードから悩みや疑問を想定します。

そして悩みや疑問を「なぜ?」で深堀することで、少しでも気持ちを理解しようとするわけです。

気持ちを理解して書いた記事は読者の心に響きます。

この「心に響く文章」が収益に結びついていくわけです。


ちなみに・・・。

上位記事を分析して検索意図を抜き出し、キーワードを引っ張り出してきてQ&Aサイトで調べる。

これは誰でもやっていることです。
ちょっとネットで調べれば、似たような内容がゴロゴロ出てきますから。

それとまったく同じことをやっていたら、記事で差別化なんてできるはずがありませんよね。

だからこそ「なぜなぜ分析」で読者を理解する努力をするわけです。

その努力が結果として差別化につながります。


「なぜなぜ分析」をやれ!


とは言いません。
やってみようかなと思う方だけ、チャレンジしてみてください。

次はいよいよ「記事の設計」に入ります。

ブログの記事設計で使用しているエクセルフォームを販売しています。
しかも! どんな感じで調査したのかがわかるサンプル付きです。

サンプル

※記事設計1~6で販売しているエクセルフォームは同じものです。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?