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人と自然の調和

長沼孝三先生は、晩年、山形県長井市の伊佐沢地区に伝わる念佛踊に魅せられ、踊り手たちの一瞬を切り取った作品づくりをライフワークとしていました。

それは、郷土を愛する長沼孝三先生ならではの着眼点だったでしょう。


「桜下念仏」1984年制作 石膏

今作は、桜の木を中心に、踊り手たちが舞う様子を、大きな球体と捉え象っています。人と自然が一体となっている姿に、長沼孝三先生が込めた思いが感じ取れるのではないでしょうか。


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