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画像データを写真プリントにする意義。

多分15年前くらいだと思います。フィルムからデジタルへ移行が始まったのは。
フィルム撮影の時は現像後全てのカットをL判プリントしていました。ネガとかポジとかそんな時代がありました。

その当時は撮影したらプリントするのが前提でした。だから写真プリントにする意義なんて考えていなかったです。

今はデジタルカメラで撮影したそのデータは全てのカットがプリントする前提ではないです。PCに保存したりスマホで見ることが当たり前でSNSで共有したりデジタル空間とも言うべきところにストックされている感じです。

なので今20代の方のこどもの頃の両親が撮ったであろう写真はかろうじてプリントで残っていますが、そのうち画像データが残っている、に変わると思います。

僕の両親が撮影した写真がL判プリントで残っています。それは経年劣化して色もプリントもボロボロ。綺麗に残ってるのもありますが色あせています。

でもその”時が経ってる感”がとても愛おしいです。手にとることで五感に訴えるものがあります。手触りや匂いや質感はデータでは伝わらないです。そこにプリントの意義があるように思います。

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Terukazu



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