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画像補正のひとつ。HDRはちょっとだけ。

明るいところと、暗いところ。特に日中の撮影では太陽光とその影。輝度の差が大きいと人間の目では見えていても撮影すると明るいところは白く飛び、暗いところは黒く潰れてしまうことがあります。

デジタルデータは白飛びすると画像が残りません。暗いところの方が画像が残ります。なのでハイライト部分に露出を合わせてシャドーのバランスを見て撮影露出を決めます。

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この写真では青空の質感を残すことを優先に撮影データを決定。編集前のデータ。

SS 1/500  f4.0  ISO320   Fujifilm XT3    XF10-24mmF4ROIS

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現像の過程では、露出の補正とHDRをコントロールしています。あと、水平を調整してます。このような神社仏閣など建築物は水平・垂直を整えることは大切です。またシンメトリーの場合左右のセンターを捉えることが重要です。この撮影シーンでは参道での撮影で貸切ではありません。参拝者の迷惑にならないよう撮影に配慮しています。また、結婚式の撮影でしたのでもちろん神社への撮影許可も得ています。話が脱線しましたが、今回は画像補正のHDRについてです。

そもそもDR(ダイナミックレンジ)を分かりやすく言うと、明るいところと暗いところの幅です。写真用語でラチチュードと言いますがデジタル写真ではこの幅が狭い。人間の目の方が幅が広いです。

なので私の画像補正する上での考え方は、基本的に人間の目で見える表現を心がけています。暗いところが見えすぎると違和感になります。撮影では必ず目視をしてから撮影しますが、目で見た感覚を大切に想い出を残したいです。


だからHDRはちょっとだけ。


Terukazu

ちなみにRaw File Converter という画像編集ソフトを使用しています。



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