突き付けられた現実
先日、北関東2部リーグの前期が終わった。結果から先に述べると、現在5位である。
「優勝」を掲げていたチームであったが、厳しい現実を目の当たりにしている。
優勝できると確信していたプレシーズン。
そう甘く無かった、北関東2部リーグ。
自分自身は度重なる怪我。
受け入れ難い現実がこのチームに突き付けられた。
個人としても、リーグ戦に出場したのはわずか2試合。そのうちの1試合のみスタメン、フル出場。
過去のnoteを見ていただければわかると思うが、開幕直前の怪我、そして、シーズン中の怪我、生きた心地はしなかった。
「チームの勝利に徹する。」
この言葉は言うのは簡単だが、実際は非常に難しい。
自分はプレーができない。
その中でマネジメントをして勝たせる。
悔しい気持ちがとても大きい。たとえ、私のマネジメントで勝ったとしても、喜びはピッチにいるプレイヤーとは違う気がする。
幹部という立場でしか味わえないこの感情。
必ず来シーズン、今後の私の栄養となっている。
現在、私は腰の怪我により1ヶ月ほどサッカーが出来ていない状態である。
これはいつまで続くのかわからない。
正直、ものすごく辛い。
しかし、私は来るべき試合に向けて準備をしている。いつかはわからないが、必ずチームが苦しくなる時が終盤に来るはずである。その時に備えている。
長谷部誠選手もこう述べている。
長谷部選手は膝の手術をするか、しないかで迷った時に手術をしてチームを離脱し「ラスト」のために準備をしたのである。
私が苦しくなった時は必ずこのように考えるようにしている。
そう思うと、前期リーグは我慢の時間であった。
まだ我慢の時間は続く。
必ず来る「ラスト」に向けて準備をしていきたい。
無事、前期リーグの全日程を終えることができたのは、運営の方々、応援してくださった保護者、OBの方々、このリーグ戦に関わってくださった方々のおかげである。
そういった方々には感謝しかない。
感謝すべき人達がたくさんいるということも忘れてはならない。
そして、我々は後期リーグに向けて準備を進めていく。
「北関東2部リーグ優勝」
を果たすには、もう負けられない。
怪我とも向き合わなければならない。
チームとも向き合わなければならない。
やるべきことはたくさんあり、高い壁である。
その壁を登った時の景色を楽しみにしておこう。
後期に向け、一歩ずつ前進していこう。
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