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こんにちは、東京大学文学研究会です

ご挨拶


こんにちは。インカレ文学サークル、東京大学文学研究会です。今まではTwitterとブログを中心に情報発信していましたが、このたびNoteを開設することとなりました。普段の活動の紹介や、機関誌『駒場文学』について。あるいは文学に関するあれこれや、会員の小説、エッセイ、書評などを載せていく予定です。
ぜひチェック・フォローしてみてください。


文学研究会とは?

歴史
その歴史は古く、1955年には既に存在していることと、前身が「東京大学教養学部文学研究会」であることは分かっていますが、正確な設立時期は分かりません。ちなみに、機関紙『駒場文学』の第2号は1976年発行です。
かつてはかの文芸雑誌『新思潮』の発行元もつとめていたことがあるとか・・・・・・

現在
東京大学を中心とするインカレサークルとして活動しています。会員は66名で、そのうち約3割が東大以外の学生です。男女比は4:1程度になっています。
活動の中心は月1回行われる文章会、読書会に加え、年2回の機関誌『駒場文学』の発行・販売です。活動は駒場キャンパスまたは渋谷駅周辺のレンタルスペースで行われ、Zoomを用いたオンライン参加も併用しています。

読書会
月1~2回実施。予め指定された課題図書を事前に各自で読み、読書会当日に意見を交換します。文学の観点に沿った重厚な議論から率直な感想まで、参加者は自由に話し合い、作品の読みを深めていきます。
過去に扱った作品の一例を掲載しておきます。

『モンド』ル・クレジオ 
『チリの地震』クライスト 
『つぎの著者につづく』円城塔
『音楽』三島由紀夫 
『トニオ・クレエゲル』トーマス・マン 
『狂人日記』魯迅
『無関係な死』安部公房 
『スローターハウス5』ヴォネガット 
『青が破れる』町屋良平 
『ハーモニー』伊藤計劃 
『雲を拾う女』多和田葉子 
『雪沼とその周辺』堀江敏幸 
『美しい夏』パヴェーゼ
『夢十夜』夏目漱石

文章会
月1回実施。指定されたテーマ(「距離」や「幽霊」「放浪」など。自由創作のことも多いです)で小説・詩・随筆・脚本等を書き、それを持ち寄って批評・感想を交換する会になります。読書会と同様、文学的な議論から率直な感想、あるいは技法上の改善点まで聞くことができます。
詳しくは後日投稿する活動報告をご覧ください。

芸術鑑賞会
サークル員で美術館や博物館を訪問したり、芸能や映画を鑑賞したりします。豊富な芸術体験は、執筆や読解のエネルギー源になります。
先日5/8には新宿・末廣亭にて寄席を鑑賞しました。

合宿
サークル員で合宿を行い、文学ゆかりの地を訪ねたり、読書会や文章会を実施したりします。昨今の情勢を鑑みて中止していましたが、今年は再開する予定です。


機関誌・駒場文学

1970年代から刊行される文学研究会の機関同人誌。年2回のペースで発行し、今年で95号を数えます。
掲載作品は小説を中心に詩や評論、随筆など。総字数にして10万から20万字の力作が寄せられ、会員で編集・印刷作業を行い、五月祭・駒場祭(東大の学園祭)や文学フリマ東京、通信販売で販売しています。

最新・駒場文学95号

掲載にあたってセレクションはありません。
しかし、文章会でサークル員と切磋琢磨することで、高いレベルの作品が集まります。

駒場文学93号

入会

会員資格は18歳以上で、学生であることです。(専門学校等も可)
所属・学年は不問。修士課程、博士課程の学生も多く在籍しています。また、中途入会が非常に多く、1年生から継続している会員は多くありません。入会は一年中可能です。まずは見学にお越しください。お待ちしています。


連絡先

入会・見学希望、駒場文学購入希望、お仕事等のご連絡はこちらまでお願いいたします。
Twitter@toudai_bunken
またはbunken_u_tokyo@yahoo.co.jp


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