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私の名刺が透明な件について。

思えば、生まれて初めて自分の名刺をつくったのは、高校生のころ。2、3年生くらい?

当時、岐阜も名古屋も駆けずり回って演劇の勉強になりそうな所があれば飛びついていた私。自己紹介するのに、名刺があると便利かもしれないなあと思っていました。

1番最初の名刺は、100均で見つけてきた、ちょっとポコポコした表面のメッセージカードに、茶色のボールペンで書いたもの。当時は、高校生がガチガチの名刺を渡してくるよりも、手書きの温でもかみのある名刺のほうが可愛いんじゃないかという謎理論で、すべて手書きした記憶があります。少し背伸びして大人と名刺交換する時間はかなり特別でした。数十枚手描きだったのは正気の沙汰ではなかったですね。

「梢、名刺交換はこうするのよ。」

教えてくれた先生ありがとう。


2代目を作ったのは高校を卒業するタイミング(まだ手書き)。3代目は文化屋を本格的に始めた時(ようやく業者に発注)。

今使っている名刺は4代目。(多分)

それまでの名刺は、学校名や、劇団かのこや演劇ニッケルなど色々まとめた名刺でしたが、文化屋だけの名刺を遂に作ろうと思ったのです。


なんか面白くしたい。

この思いだけで、新名刺を考え始めます。 

木で作るか、形を変えるか、切り絵にするか。でも名刺入れに入るやつがいいな。あんまり値段貼らない方が嬉しいけど、、。

どうにか捨てられなさそうで、「あの〜の人ね」と少しでも印象に残りそうな名刺とは。

、、、透明にならないかな?

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というわけで完成したのがこの今の名刺。

頼んだのは和歌山の名刺本舗さんです。

最強に可愛い。

(透明なので、裏返しでも気づかないことも)

あの時、高校生だった私とでも、ちゃんと交換してくれた大人のみなさん、ありがとう。

名刺本舗さんありがとう。

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