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マスクの判断 尊重を

※文化時報2023年3月10日号掲載の社説です。

 感染拡大前の日常が戻るのか。それとも新しい生活様式が続くのか。マスク姿の人がどれだけいるかが見えることによって、その度合いが測れるようになる半面、同調圧力が強まり、分断が深まる可能性には注意しなければならない。

 政府は今月13日から、新型コロナ対策のマスク着用を個人の判断に委ねる。推奨されるのは、医療機関を受診・訪問する際や、通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗る場合に限られ、それ以外は屋内でも個人の主体的な判断が尊重される。

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