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〈社説〉不断の努力で自由守れ

※文化時報2024年5月31日号の掲載記事です。

 公正な選挙を行うために、表現の自由はどこまで許容されるのか。公共の福祉を害する自由の濫用(らんよう)かどうかは、どこで線引きできるのか。一人一人が考える契機とすべきだ。

 4月の衆院東京15区補欠選挙を巡り、他陣営の街頭演説を妨害したとして、警視庁が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で政治団体「つばさの党」代表ら3人を逮捕した。うち1人は同補選に立候補して落選した幹事長である。

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