焼き芋で文化財保護 和歌山・浄教寺のユニーク活動
※文化時報2023年2月14日号の掲載記事です。
和歌山県有田川町の西山浄土宗浄教寺(若宮秀朋住職)は、町指定文化財の絵像「十二天像」12幅の修復費用を募る「いもlabo浄教寺」を始めた。お手製の焼き芋を授与し、受け取った浄財500円を修復費用に充てる。お寺の存続を図るための一風変わった取り組みで、若宮住職は「自分らしくチャレンジしていきたい」と笑顔を見せる。(大橋学修)
サツマイモをケーキ用のオーブンで焼き上げること4時間。軽く触れるだけで崩れそうになるほど、軟らかな焼き芋が出来上がる。ねっとりとした食感が、上品な甘みを際立たせている。
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