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食料支援、今こそ力…玄向寺「笠地蔵プロジェクト」

※文化時報2022年12月16日号の掲載記事です。

 長野県松本市の浄土宗玄向寺(荻須眞教住職)が困窮家庭に米や野菜などを届ける「笠地蔵プロジェクト」を始めて3度目の冬を迎えた。親切心と恩返しの昔話「笠地蔵」になぞらえた取り組みで、子ども食堂などを手掛ける地元のNPO法人ホットライン信州(村上晃理事長)と協力。最近の物価高騰でニーズは高まっており、企画した荻須真尚副住職(47)は「今こそ寺院が多くの団体と協調し、さまざまな社会活動に取り組むべきだ」と訴える。(山根陽一)

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