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宗務本所、学校へ移転

※文化時報2022年1月1日号の掲載記事です。

 臨済宗妙心寺派は1日、旧宗務本所の老朽化に伴い、本所機能を昨年12月末に完成した花園中学・高校の新1号館内に移転した。同日付で、宗制に定められる住所も「京都市右京区花園妙心寺町六十四番地」から「京都市右京区花園木辻北町一番地」に改正された。御用始め後の12日から本格始動する。

 新宗務本所は、新1号館の1階と2階の一部を間借りした。1階には、職員らの事務室をはじめ、宗務総長室や内局役員の控え室を置き、2階には議場や各種委員会室を設置する。現在、議長教団を務める「『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(同宗連)」の事務局も2階に入る。

 1968(昭和43)年に建てられた旧宗務本所については、解体案や再利用する案が浮上していたが、費用面と安全面から白紙になっている。野口善敬宗務総長は「『小さな本所』を掲げる宗派にとって、旧宗務本所の取り扱いは今後の検討課題」と話している。

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