広島でAI倫理提言 世界の宗教者署名
※文化時報2024年7月23日号の掲載記事です。
人工知能(AI)の倫理的な利用や開発について考えようと、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会などは9、10の両日、広島国際会議場(広島市中区)と広島平和記念公園(同区)で「平和のためのAI倫理国際会合」を開いた。13カ国の宗教指導者や科学者約150人がAIと平和の問題について意見交換を重ね、10日には「AI倫理のためのローマからの呼びかけ」に、各国の宗教機関や大学の代表者16人が宣言とともに署名した。(松井里歩)
「AI倫理のためのローマからの呼びかけ」は、人類の平和のために重要なAIの倫理的開発を導くため、2020年にローマ教皇庁が主導して発表した文書。これまでに48団体が署名した。
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