寺社通し地域知る「京都えきにし」
※文化時報2023年7月25日号掲載記事です。
浄土真宗本願寺派の宗門関係校、龍谷大学が発行するフリーペーパー「京都えきにし」が好評を集めている。京都駅の西側エリアを紹介する内容で、これまでに6号を発行。地元企業などとも連携している。寺社を取材した学生と担当教員らは「地元住民と寺社のつながりを強固にできる」と語り、その発信力に期待している。(松井里歩)
産学連携で地域発信
「京都えきにし」は、文学部3回生のみが受講できる「文学部共通セミナー」で制作。B5サイズのフルカラーで、平均13ページの中に写真がふんだんに使われ、飲食店などの地域情報を分かりやすく紹介している。京都市や京都駅西部エリアまちづくり協議会と提携し、2018(平成30)年に創刊した。文学部では珍しい産学連携の取り組みで、社会や地域への貢献を目標にしている。
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